読書の記録。

久しぶりに最近読んだ本を記録しておきます

まずはこちら、「岸本葉子の暮らしとごはん」。岸本葉子さんという方をこの本で初めて知りました。amazonで調べてみたら、沢山の著書があるんですね。他にも読んでみたいなぁ。

著者は40代でがんの手術を受けてから、食事規制などもあり、食に対する意識が変わったようです。素材を大事にするようになったことや、制限がある中で美味しく楽しく食事を頂くための工夫などが紹介されています。好きなものを好きなだけ食べられる自分、当たり前と思っていたことが有難いことなんだと改めて感じました。

　「岸本葉子の暮らしとごはん」

もう一冊、岸本葉子さんの本を見つけたので借りてみました。こちらは著者ががんの手術を受ける前、好きなものを好きなだけ食べることが出来た頃に一流の有名レストランでのお食事をすることで、食体験を重ねていく様子が書かれています。お店を紹介しつつ・・・なので、グルメ本のような感じです。知っているお店がいくつも出てきて（ただ知っているだけで、行ったことはないお店ですが）、とても興味深く読み進むことが出来ました。著者の気さくな飾らない文章がとても好印象を持ちました

「食というレッスン」

最後の一冊は昨年2007年にベストセラーとなった「女性の品格」です。遅ればせながら読みました　が、心に全く響くものはありませんでした。どうしてベストセラーとなったのでしょう。新しいことが書いてあった訳でもなく・・・、不思議なものです。期待しすぎたのがいけなかったのかしら。本をまだ読んでいなかった去年、著者をテレビで見ましたが、タイトルの「女性の品格」が漂っている感じがしなかったのが印象的です。素敵な方かもしれませんが、少なくともテレビで見た時には感じることが出来ませんでした。

勿論、同意出来る部分もありますが、それはどうでしょうと思わせる部分も多々あり・・・、それを女性の品格であると言いきってしまう著者に対して、逆に恥ずかしくないのかしらと思ってしまいました。もっと素晴らしい本を読みたいなぁ（笑）。

「女性の品格」　坂東　眞理子著