骨折してもずんずん歩く | 孤独な鳥 美しい世界

ちょうど7か月前

四十九日のため、遺骨を抱いて
家族が眠っているお墓のある宮城へ
法要のあと、お墓がある山に移動して納骨し
線香を供えている最中、住職さんの足もとを1センチ強のでっかいアリさんが歩いてて、

「アリがいます」って、いつもならストップかけちゃうと思うんだけど、雰囲気的に言えなくて、
アリさんふまれてしまった

おわって、アリさんを確認しにいったら
ふらふらしてたけど生きていて、
体がちょっと曲がってしまっていたけど
ずんずんと力強くいっしょうけんめい歩きだして
草むらに消えていった

ずっと くるしいんだけど
しかたない

あのアリさんみたいに
ただただずんずん生きていくしかない