♡相葉たんLOVE♡な薫子のブログ

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萌えるにのあい。
微笑ましい泣き虫。
癒される天然。
荒ぶる櫻葉。

そう、私は相葉担!!

Amebaでブログを始めよう!
※枯れた向日葵⇒漂う向日葵Ⅰ、Ⅱの順で繋がってます。



















欠伸をしながらぺたぺたとフローリングを歩く。


ガチャりとリビングの扉を開けると、まだ部屋は薄暗い。



大体、6時半ってとこかな。



パチッと電気をつけて、ソファに腰をかける。


ぐっと手を上にあげ体を伸ばすと、透けた自分の腕が見えた。


というか俺の体は全体的に半透明だ。


まぁ、それにももう慣れたけど。










神様に叫ぶという奇行の後。


その後の記憶はふわっとしていてよく覚えてない。


気付いたら俺は、どこかの家の玄関にいた。



え、瞬間移動?



戸惑って、立ち尽くしていたら。


なんだか覇気のない感じで目の前のドアが開いて。


俯いたにのが、死んだみたいなにのが、ゆっくり入ってきた。




その時、何となく理解した。




俺は死んだ。


死んで幽霊になって、見たことのある場所、ここはにのの家。


にのの家に、飛んできたんだ。




「にのちゃん」




呼びかけずにはいられなかった。


届くような気がしたから。



バッとにのの顔が上がって、目が合う。


明らかに顔色が悪い。


睡眠も食事も取っていないようだった。



なにより。


いつもキラキラして好きだった瞳が、一切の光を失っていた。



俺が、失わせた。



「あ、いばさん...?」


「うん、にのちゃん」


「相葉さん」


「うん」



何度も何度も名前を呼ばれる。


いることを確認するように、夢かどうか確かめるように。


瞬きせず見開いたまま、ジワリと涙が浮かび始めて。


カタカタと震える手を、ゆっくりと俺に伸ばしてきた。


俺も伸ばして。





そのまますり抜けて。


指先が触れることは無かった。





にのの手が動く。


俺の手を掴もうと動く。


でも、すり抜けて触ることは出来ない。



当たり前だった。


俺は幽霊、この世に存在していないもの。


触れるわけなどなかった。




「ごめん」



中途半端に伸ばしたままだった手を、にのの頬へ持っていく。


やわらかい感触もあたたかい体温もなにも感じない。



苦しい。


目の前にいるのに、確かに触れているはずなのに、なんで。



にのの顔がどんどん崩れていって、絶え間なく涙が流れ始めた。


きっと全部わかったんだ。


俺が口にせずともにのには伝わったんだ。



「酷ぇよ、こんなん残酷すぎんだろ...」


「...ごめん」



泣きながらにのは俺の手がある場所に触れた。


嬉しいと辛いがごっちゃになって、グルグルして。


どうしていいか分からないみたいで。


そんなにのに、俺もどうしていいか分からなかった。










あれから俺は、にのと一緒に暮らし始めた。


暮らす、と言ってもお風呂もご飯も必要ないから、にのの家でただにのといるだけ。


寝る時だけは一緒にベッドに入って俺も眠ることが出来た。


でも、本当にそれだけ。


これは恐らく、取り憑いているということなのだろうが、取り憑かれても、にの自身には特に何もないらしい。



試しに、外に出たこともある。


でも街ゆく人に俺の姿は見えてなかった。



また試しに、にのの仕事に着いてったこともある。




そしたら、嵐のメンバーに俺は見えていた。




驚かれて、喜んでもらえて。


しょーちゃんは若干ビビってたけど。


どうやら、嵐の4人以外には、見えないようになっているらしかった。



「神様って、本当にいるんだな」



広めのリビングに大きめの独り言が漏れた。


あの時叫んだのは間違いじゃなかったのだと、自分が起こした奇跡に感心する。


だからこそ、触れられないことに苦しむんだけど。




ガタガタと騒がしい音が聞こえた。


しまったと、急いで立ち上がり寝室に向かう。


俺がドアを開けようとするのと、開いたのが同時だった。



「相葉さん!!」



必死な顔のにのが怒鳴る。


額にはうっすら汗までかいている。



「ごめん、早く起きちゃってリビングにいたんだ」



素直に謝ると、大きくため息を吐いたにのがその場にしゃがみ込んだ。


良かったと小さく呟いている。




にのは、俺が死んだことがトラウマとなって焼き付いてしまって。


俺がちょっといなくなると心底慌てて探し出すようになった。




優しく言えば心配。


酷く言えば、依存。




そんなにのの姿を見るたびに、俺は思う。






壊したくなかったにの、元に戻って欲しかったにの。





でも、でもそれは。








こんな形だったのだろうか、と。
































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終わらなああああい
しかも長ああああい
やばいどうしよ
前後編のつもりだったのに!
前中後編になりそう!
話暗いしいいい
あああなんでこんな暗いんだああ
ごめんなさああああい






薫子