人間が存在する限り、
人間の良い部分と悪い部分が存在し、
悪い部分が「スキャンダル」として、
世の中に伝わるのです。
それを読者が面白がる。
そんなこと、何をいまさらなのですが。

昔は、女性週刊誌や写真週刊誌あたりが
情報源でしたが、
ネットに、今は、溢れてますね。
まぁ、それは、時代の流れだから、
しょうがないでしょう。
でもね、
本当に、いまさらなんですけどw
「スキャンダル」って言うのは、
やっぱり、それなりのネームバリューがある人じゃないと
全然面白くないw
ネットのニューストピックに上がってくる記事を読んでも、
「ふーん」
で、終わること多し。
「ふーん」ぐらいなら、まだ、よい。
なんか、読み終わった後、
「私、何やってるんだ?」
と、感じてしまうw
知らない人のスキャンダル記事ほど、
くだらないことはないと感じる今日この頃。

あと、最近の芸能人は、まともすぎるw
芸能人にも倫理とか求められる時代になってきていることもあるけど、
今のアイドルは、
「アホではない」のが、おもしろくないのだと思う。
ここでいう「アホ」とは、勉強ができるできないではない。
芸は一流だが、無鉄砲で、倫理を超越した存在。
そのような芸能人のスキャンダル記事なら、
きっと、面白く読めるんだと思う。
スター不在と言われて久しい昨今。
そういう人が現れるのを願ってやまない。
1月22日 日曜日に息子を"Elvis Presley 聖誕祭"に連れて行きました。
息子が観劇中、私は、今まで気になっていた都内の史跡をまわることにしました。

ルートとしては、
よみうりホール(有楽町BIC CAMERA)帝国劇場皇居桜田門将門塚靖国神社日本武道館
という感じでした。
日本武道館から明治神宮に向かおうと思ったのですが、暗くなってきたのと、歩き疲れたので
次回に持ち越しにしました。
今度は、博物館巡り、神社巡り、有名人の家巡りwなどしてみたいと思っています。

それぞれに、思うことはあったのですが、
いつか行ってみたいと思っていた将門塚について、書いてみようと思います。
首塚前 将門塚を見学する子供たち

平将門は、現在の茨城県出身の武士。
桓武天皇5代の末裔である。
一族の争いをなだめ関東で大きな力を持つようになった。
その中で「新皇」を名乗ったことで朝廷に敵と見られ、
長く対立していた平貞盛とそれに加勢する下野押領使藤原秀郷に討たれ憤死したといわれている。
詳しいことは、wikiでも調べてください。

将門塚には、「将門の祟りといわれる伝説があり、
将門の死から1000年以上経つ今でも語り継がれています。
有名な話では、戦後GHQが、この周辺を開発しようと機材で取り壊そうとしたところ、
原因不明な事故が多発し、この地をそのままにしたということです。
今回行ってみましたが、うわさ通り、
まさにオフィス街で将門塚は高層ビルの谷間にありました。
私が訪れた時、小雨が降っていましたが、
かわるがわる人が訪れ、人が絶えることはありませんでした。

首塚 伝説が残る将門塚

今回、参拝する前に、ちょっと下調べをしたんですが、びっくりしたことが。
それは、将門を討ったといわれる藤原秀郷ですが、
私が住む佐野市の出身であるのです。
小学校の郷土学習の授業では、「ムカデ退治の俵藤太」として登場する人物です。
「さのカルタ」にも登場しますが、将門の首を取ったことは完全にスルーされてる模様。
当時、秀郷は、将門の首を取ったことで出世したのですが、そのことはスルー。
なんか、ちょっと、さみしいねー。
きちんと、そういうことも教えましょうよ。

(将門塚に行く前に桜田門にも行ったわけですが、
桜田門は、井伊直弼が、暗殺された場所であります。
井伊直弼は、田沼藩を治めたこともあり、佐野市内にお墓もあるのですが、
こちらも、授業ではスルーでございます。
中学校では、東京散策があるのですが、
そういうとき、こういうことも教えてやってほしいと思う、今日この頃です。)

ということで、将門塚に参拝しました。
将門公に祈りをささげましたら、小雨が止み少し陽射しがさしました。

将門の祟りと恐れられていますが、
無念のうちに倒れたのは、そうかもしれません。
でも、私は、将門は、本当に天皇になりたかったわけでないと思っています。
自らを「新皇」と名乗ったことで、このような最期を迎えることになってしまいましたが、
将門は、弱い貧しい人たちの味方になり、損得を考えず、行動した人のようです。
世の中を変えるために当時の権力者であった朝廷は信用できないと、
自らが国を作りそのような人たちのために
豊かな国を作ろうとしていたのではないかと思うのです。
私の勝手な解釈かもしれませんが、
将門のそのような精神は受け継いでいきたいと思います。






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