日本では、ペットショップで犬や猫が売られています。
子犬や子猫の仕草はあどけなく、とても可愛いものです。
しかし、幼い子が親や兄弟と引き離され、ケージの中で一人で居るということ、
これは彼らにとって社会性を学ぶ機会を奪われているということに他なりません。

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では、子犬たちの親犬はどんな環境で暮らしているのでしょうか。
パピーミルと呼ばれる施設で、一生狭いケージの中に閉じ込められ、散歩もさせてもらえず、
ヒートの度に無理やり繁殖させられ、皮膚病になっても腫瘍ができても治療させてもらえず、
歳をとって繁殖できなくなれば保健所送りになったりボロボロの状態で遺棄される。
そんな子たちが、ペットショップの可愛い子犬たちの親の姿です。
「商品」である子犬を安く大量に産ませるために、犠牲になっている犬がいます。

親犬達の一生は悲惨です。
これはその可哀想な生き様を伝えている動画です。
6分ほどの動画なので是非お時間取って見て下さい。



ペットショップで陳列されている子の親たちはこのような環境で苦しんでいます。
これはアメリカの動画ですが、日本はもっと狭く暑く過酷な環境で暮らしています。。。
人間の金儲け(ペットショップ)のために一生を苦しみの中で過ごします。彼らは人間の欲望の犠牲者です。

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ペットショップから犬を買うことは、こうしたパピーミルを潤すことにつながってしまいます。



ブリーダーは、良心的なブリーダーも確かにいらっしゃいますが、中にはパピーミル同然の粗悪な環境で飼育しているところもあります。
日本では動物の販売業者を監視する法律が整っていないため、ブリーダーとは言い難い、悪質な「繁殖屋」が取り締まられていないのが現実です。
蓄犬業者(ブリーダ)の実態

例えばパピヨンという犬種の場合、顔の両側に均等に模様の出ている子が高く売れます。
模様が片側だけ小さい子は安く売られます。
中には、値段の付かない、明らかに見てわかる先天性の障害や奇形を持った子も生まれるでしょう。
そんな子は、お乳を与えずに餓死させたり冷凍庫に入れて凍死させてしまうところもあるとのことです。。。

いのちは、値段を付けられるものではないと私は思います。
値段をつけるから、値段のつかない子が殺される。
命は人間の利益のために選別されるべきではないのではないでしょうか。

※私は、ペットショップやブリーダーからペットを買った方を非難しているのでは決してありません。それは個人の責任ではありません。私を含む社会全体の責任です。
このような産業の裏で苦しんでいる命があることを多くの方に知ってほしいのです。

もし貴方が、これからペットを迎えることがあれば、どうか、ペットショップで犬を「買う」のではなく、地域の愛護センターや、保護活動をされている方から譲渡を受けて下さい。
そうすれば、大切な命が救われます。
お金と引き換えにペットを買うのではなく、孤独に震える命に手を差し伸べて下さい。


2.殺処分の現実

日本では、1年間に犬約10万匹、猫約20万匹とも言われる数が保健所で殺処分されています。

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ペット不可のマンションに引っ越すことになった…、子どもがアレルギーになった…
色々な事情で、ペットが警察に保護されたり保健所に持ち込まれたりしています。

心ある愛護団体の方が保健所や警察からいくら懸命に保護しても、遺棄犬や遺棄猫はなくなりません。


殺処分は安楽死ではありません。窒息死です。苦しんで…苦しんで…死んでいきます。

飼っているペットがどうしても飼えなくなった場合は、すぐに保健所に持ち込むのではなく、
里親募集のHPに登録して、次の里親さんを見つけてあげて下さい。
いつでも里親募集中
ペットのおうち

一方、ドイツでは犬猫の殺処分数は0です。ドイツでは、ペットショップやブリーダーからではなく、シェルターと呼ばれる動物保護施設からペットを迎えることが一般的だからです。
http://www.alive-net.net/law/wadai/Germany1.html

殺処分になる動物を減らすために、私たちができること

繰り返しになりますが、もし貴方が、これからペットを迎えることがあれば、どうか、ペットショップで犬を「買う」のではなく、地域の愛護センターや、保護活動をされている方から譲渡を受けて下さい。
そして、大切な家族の一員として、生涯大切に飼ってあげて下さい。

(あたり前のことだと思われると思いますが、高齢の犬猫や病気の犬猫が飼育放棄されることがこの国では多いのです…)


3.動物実験の現実

洗剤やシャンプーなどの日用品。どんなメーカーの製品を使っていますか?

日本では、多くの企業が動物実験をしています。
これは、目に入る可能性のある刺激性のある原料が、どれくらいの濃度でウサギの目が潰れるかを実験しています。
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「動物実験が動物を傷つけるのはわかってる、だけどその実験をしていない製品なんて怖くて使えないじゃないか」と思っていませんか?

それは誤解です。
動物実験していない製品は、もともと安全性の高い原料を使用しています。

例えば、一般的なシャンプーに多く使われている「ラウリル硫酸ナトリウム」または「ラウレス硫酸ナトリウム」。
これは界面活性剤(洗浄剤)の一種で、コストが安く泡立ちが良いのですが、刺激性があり、人によってはかゆみを感じます。
安価なシャンプーには、必ずこの成分が入っています。
分子量が小さく肌に浸透するので、皮膚から体内に入り込んで蓄積する「経皮毒」とも言われています。

一方、私が使用している、動物実験をしていないシャンプーの成分は、最初に「水」次に「コカミドプロピルヒドロキシスルタイン」とあります。
「コカミドプロピルヒドロキシスルタイン」はヤシ油由来の両性界面活性剤。ベタイン系で低刺激です。

シャンプーの成分については賛否両論で、一概に刺激のある成分が良くないという訳ではないのですが、子どもや家族に使わせるシャンプーはやっぱり安全性の高いものがいいですよね。

動物実験をしていないメーカーの製品は、安全性の高い原料を使用していることが多いのです。
安全性が高いとわかっているから、実験をする必要がないのですね。



動物実験は、残酷で、非人道的です。
自分や家族の健康のために、また動物の権利のために、動物実験をしていない製品を選びましょう。


3.毛皮(リアルファー)製品がどのように作られているか

コートのフードや襟巻きに使われる「リアルファー」。
動物の毛皮を採る時は、動物は地面にたたきつけられ、踏みつけられた後、かかとの部分に切れ目を入れられ、逆さに吊るされ、生きたまま一気に皮を剥がされます。
皮を剥がされている間、多くの場合動物たちは意識がありますので、叫びもがき苦しみます。
すべての皮を剥ぎ取られたあとも、10分から15分の間、苦しみながら死んでいきます。

100円ショップで売られている可愛いフワフワしたキーホルダーや、店頭で販売されている暖かそうな毛皮製品は、このような残虐な行為から生まれています。


あまりにも残虐で、最期まで正視できません・・・

リアルファー製品を買うことは、これらの残虐な産業のスポンサーになるということです。
リアルファー製品は買わないで下さい。需要が無くなれば供給は止まります。

もし、すでにリアルファー製品を手元にお持ちでしたら、決して粗末にせず、
それが以前は生きていたいのちだったことを想い、生き物を可愛がるように大切にしてあげて下さい。

国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。 マハトマ・ガンジー