ショートから帰ってきました | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

三連休が終わり、その間ショートに行っていたばーばが、昨日無事に帰ってきました。

ティッシュは5箱持って行きました。

一応、施設長という方から、名刺をいただき、少しお話しをしました。

でも、ばーばも一緒にいた時だし、もう今さらほじくり返しても意味ないので、
「こちらも、日々の在宅介護で疲れてイライラして申し訳ありませんでした。」
「ティッシュは5箱お持ちしましたので、母には好きなだけ使わせてあげてください。」
とだけ言っておきました。

さて、ショートから帰ってきたばーばのカバンの中には、未使用のティッシュが4箱。

使いかけのティッシュが1箱。

二泊三日で、これがいつもの妥当なティッシュの使用量です。

私は一体なぜ、一人の職員さんに、あんなキツイ口調で
「1箱じゃ全然足りない」
って怒られたんでしょうね。

売り言葉に買い言葉で、大人気ない対応をした私も確かに悪かったのですが、私が一番腹が立ったのは、ショートに預けに行った時に、それを言われたこと。

もし、ショートが終わり、迎えに行った時に
「今回は、ティッシュの使用量が多くて、持ってきていただいた分では足りなかったので、次回から余分に持ってきていただけますか?」
と言われたのであれば、素直に応じることができたはず。

在宅で介護をしている私たちも、施設で働いている人たちも、みんな忙しくいっぱいいっぱいで、他人を思いやることができない状況なんだと思います。

昨今の不適切動画の投稿について、テレビのコメンテーターの人たちは
「想像力の欠如」
という言葉を口にしているけれど、今回のことも同じだと思います。

施設で働いている人たちは、在宅で介護をしている人がどれほどショートの日を待ち焦がれているか、その日まで、どんな思いで日々の仕事や介護をしているのか、考えたことはありますか?

そして、ショートに預ける側の私たちも、少ない人数の職員さんで、たくさんの利用者の介護をし、衣類の洗濯や食事の用意・掃除・送迎をこなしているのかを理解しなくてはいけないと思います。

ショートから帰ってきた時のばーば。

ズボンにリハパンから尿が浸み出し、車の座席も濡れてしまっていました。

家に帰ってすぐに、新しいリハパン・パッドに替えましたが、
「怒っちゃダメ」
「みんな忙しいから」
「きっとばーばが、トイレに行きたくないって言ったんだ」
「元気で帰ってきただけで、御の字」
と、必死になって怒りを鎮めました。

なんかもう、怒るのもめんどくさくなってきました。

過大な期待はしていないと思うんだけど。



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