動き出した墓石購入の件 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

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娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

今日はお墓のある名古屋市の霊園で石材屋さんと待ち合わせ。

現地を見てもらい、見積もりを出してもらうことに。

これが現在のお墓。




いわゆる夫婦墓で、じーじの両親の戒名が前面に彫ってある。

古いお墓なので、墓地は結構広い。


だからか、御覧のように植栽がしてある。


これが厄介。


じじばばを引き取り介護を始めた時から、お墓の管理は私たち夫婦の仕事。


毎年お盆前に、植え木の伐採と草むしりを行ってきた。


ばーばが言うには

「今のお墓の隣に、ご先祖よりは小さいお墓を建ててくれればいい。」


同じことを生前、じーじも言っていた。


そこで、石材屋さんに聞いてみた。


「一応、父と母の意向はそういうことなんで、今の墓石が耐震的に大丈夫なようなら、

そのとおりにしようと思ってるんですけど~。」


「それは、ご遺言ですか?」


「イヤイヤ、そこまで確固としたものではないんですけど。」


石材屋さんの見立てでは、戒名が彫ってある一番上の墓石は大丈夫なようだが、

それを支えている土台の石の部分の劣化が進んでいるそう。


「今しばらくはこのまま残しておいても大丈夫だと思いますが、

いずれは建て替える必要があります。」


今やるか、うちの息子の代にゆだねるか?


今でしょう。


そう、息子の代にゆだねるのは絶対に避けたい。


家も建て替え、仏壇も買い替え、お墓も建て替える。


じじばばは、自分たちの代でできなかったことを、

全部跡取り娘である「私」に託してきた。


同じ苦労を、うちの息子たちにはさせたくない。


結局、今のお墓を撤去して、新しい墓石を建てる計画で見積もりを依頼した。


ただ、外枠はいじりだすと工事代金もかさむので、そのまま利用することに。


極力費用を抑え、シンプルにとお願いした。



うちのお墓の周りは、すでに代替わりをしていて、比較的新しい墓石が並んでいる。


お墓を見ると、後を継いだのがきっと娘さんだろうな、とわかるものがある。


「○○家」と彫っていないからだ。


今までずっと「家」制度で受け継がれてきた、お墓。


これからはどうなっていくんだろう。


でもね、きっと続いていくんだと思う。


私のように、

『墓地があるからもったいない。墓石だけ新しくすればいいや。』

なんて安易に考える人がいる限り。






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