おはようございます。
今日は火曜日。
ローテーションの関係で、だいたい火曜日休みの私。
でも、朝から行くところは、リハビリのための病院。
整形外科は相変わらず激混み。
9時から診察開始なのに、座る場所が無いくらい混んでいる。
ま、待ち時間を利用して記事更新しているので、待っているのも苦ではないのですが。
今日は、ご近所さんのよもやま話。
でも、ちょっと重い話です。
ご近所といっても、我が家とは別の、近くの住宅街に住んでいる高齢ご夫婦の話。
又聞きだから、真偽のほどは定かじゃないけど。
80代前半の二人暮らしのご夫婦。
最近、二人とも認知症の症状があり、かなりご近所でも迷惑を被っていたりして、なにかと話題にのぼるご夫婦だったらしい。
とにかく、お金を借りにくるらしい。
でも、お金が無いわけじゃなく、二人とも公務員で年金もしっかりもらっていたようだ。
奥さんの方は、小学校の先生をやってみえたそうで、かつてはとてもしっかりしていたらしい。
お金を銀行で引き出しても、どこへやったかわからなく、通帳も印鑑も何度も無くしていたそうだ。
我が家のじじばばもそうだったが、無くしたんじゃなくて、しまった場所を忘れてしまっているだけ。
見かねたご近所さんが、遠方に嫁いだ娘さんに連絡を取ったらしい。
帰ってきた娘さんが目にしたのは、想像したくない両親の姿だったのだろう。
何日もお風呂に入ってなくて、異臭を放つ両親。
母親の身体はアザだらけだったそうだ。
この娘さんは、おそらくものすごく聡明な方なのだろう。
まず、母親を施設に入れる手続きを取り、父親を、母親を虐待した犯人として警察に突き出した。
今、虐待から保護するために緊急入所できる養護老人ホーム(特養ではない)に母親は入所し、父親は留置所にいるそうだ。
ただ、ご主人にも認知の症状があるので、責任能力は無いと判断されると思う。
ものすごく辛い決断だったと思う。
我が家も7年前同じ状況だった。
ただ違っていたのは、ばーばの身体には虐待の跡は無く、悪化していた糖尿病のため入院が必要だったこと。
虐待が無かったとは言えない。
ただ、虐待の跡が無かっただけ。
その後、我が家のじじばばは娘夫婦と新しい家で一緒に住み、娘に時々ペシッと叩かれることはあっても、のんびり過ごしている。
ほんの少しの違いで、人生は変わってくる。
リハビリ室にいるたくさんのお年寄り。
その過去にも未来にも、いろんなことがあるんだろうなぁ~。
そして、私自身にも。