重い話 | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

おはようございます。

今日は火曜日。

ローテーションの関係で、だいたい火曜日休みの私。

でも、朝から行くところは、リハビリのための病院。

整形外科は相変わらず激混み。

9時から診察開始なのに、座る場所が無いくらい混んでいる。

ま、待ち時間を利用して記事更新しているので、待っているのも苦ではないのですが。


今日は、ご近所さんのよもやま話。

でも、ちょっと重い話です。

ご近所といっても、我が家とは別の、近くの住宅街に住んでいる高齢ご夫婦の話。

又聞きだから、真偽のほどは定かじゃないけど。


80代前半の二人暮らしのご夫婦。

最近、二人とも認知症の症状があり、かなりご近所でも迷惑を被っていたりして、なにかと話題にのぼるご夫婦だったらしい。

とにかく、お金を借りにくるらしい。

でも、お金が無いわけじゃなく、二人とも公務員で年金もしっかりもらっていたようだ。

奥さんの方は、小学校の先生をやってみえたそうで、かつてはとてもしっかりしていたらしい。

お金を銀行で引き出しても、どこへやったかわからなく、通帳も印鑑も何度も無くしていたそうだ。

我が家のじじばばもそうだったが、無くしたんじゃなくて、しまった場所を忘れてしまっているだけ。

見かねたご近所さんが、遠方に嫁いだ娘さんに連絡を取ったらしい。

帰ってきた娘さんが目にしたのは、想像したくない両親の姿だったのだろう。

何日もお風呂に入ってなくて、異臭を放つ両親。

母親の身体はアザだらけだったそうだ。

この娘さんは、おそらくものすごく聡明な方なのだろう。

まず、母親を施設に入れる手続きを取り、父親を、母親を虐待した犯人として警察に突き出した。

今、虐待から保護するために緊急入所できる養護老人ホーム(特養ではない)に母親は入所し、父親は留置所にいるそうだ。

ただ、ご主人にも認知の症状があるので、責任能力は無いと判断されると思う。

ものすごく辛い決断だったと思う。

我が家も7年前同じ状況だった。

ただ違っていたのは、ばーばの身体には虐待の跡は無く、悪化していた糖尿病のため入院が必要だったこと。

虐待が無かったとは言えない。

ただ、虐待の跡が無かっただけ。

その後、我が家のじじばばは娘夫婦と新しい家で一緒に住み、娘に時々ペシッと叩かれることはあっても、のんびり過ごしている。

ほんの少しの違いで、人生は変わってくる。

リハビリ室にいるたくさんのお年寄り。

その過去にも未来にも、いろんなことがあるんだろうなぁ~。

そして、私自身にも。




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