分刻みスケジュール | ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

ひとりっこの両親在宅介護ブログ(施設入所後)

娘に迷惑をかけまいと、老老・認認介護で限界まで二人暮らしを頑張った両親。でも、遂に限界突破。仕方なく実家に戻ってきて始めた在宅介護。一人っ子のため否応なくやらざる負えない。
平成27年4月じーじは旅立ちました。令和2年1月末、ばーば特養入所しました。

台風が過ぎ去ったものの、今日は一日中強い風が吹き荒れていた。


そんな中、なかなか風邪が治りきらないばーばを連れ、病院へ。


朝一で病院へ受診予約の電話を入れると、

「8時50分に来てください。」


えっ?今、受診予約の電話受付開始時刻の8時30分ですけど。


それっ、って感じでばーばを車に乗せ病院へ。


ちょっと、イヤ、随分心配だったが、じーじは一人で家に置いていくことに。


予定通り、早い順番で診察はしてくれたんだけど、

それでも会計を済ますと、9時半を回っていた。


薬局に処方箋だけ渡し、とにかく急いで家に帰る。


玄関のカギは開けられないようにダブルロックをかけてきたけど、

じーじのことだ、何をしでかすかわからない。


病院から家までは、車だと、ものの2~3分。


家に着き、ばーばを車から降ろす前に、玄関を開けると、

ちゃんとカギがかかったまま。


慌てて家に入ると、じーじはダイニングの自分の椅子に座ったまま、

コックリコックリ、寝ていた。


とりあえず、一安心。


でも、この後、10時にはじーじの介護認定調査。


バタバタと片づけ、調査員の方を待つ。


ついさっきまで、爆睡していたからかもしれないが、

今日のじーじは、自分の名前も生年月日も言えなかった。


調査員の人の質問が、理解できないんだと思う。


ただニコニコしながら、調査員の方の顔を見つめ、

時折眠りに落ちていた。


でも、

「足を上げてください。」

とかは、調査員の方の動きを真似してできていた。


一通り、本人と会話をした後、私との話。


「今まで娘さんが大変と感じていらっしゃった、徘徊やウロウロはどうですか?」

「5時に雨戸を閉めるとか、5時にご飯を食べることへのこだわりはどうですか?」

「テレビで見たことが、自分の身近で起こっているかのように話したりされることは、

今でもありますか?」

「汚してしまったパンツ等を隠すことは、今でも続いていますか?」


調査員の方が、今までの資料を元に私に質問をされるが、

一年前はそんなことを大変と感じていたんだなぁと、自分がビックリ。


今ではリハパンが汚れている感覚も、じーじにはナイ。

テレビの内容を理解することも、できない。

あれほどこだわっていた、「5時」という時間も、わからない。

今でも時々はあるけど、徘徊したりウロウロするほど、歩くことができない。


この一年で認知機能の衰えは、随分進んでしまったようだ。


でもね、な~んにもできなくなっても、下の世話が大変になっても、

穏やかな今のじーじの方が、いい。



果たして、介護認定の結果はどうなるのだろうか?


今までは要介護2だった。


特養入所条件の、要介護3にはなるんじゃないか、と思うのだが。







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