これは恋かもしれない。
帰宅時、最寄りの駅から家の近くまで
バスに乗ります。
乗り物酔いしやすいので
一番前のタイヤの上の乗りにくいところの
席にだいたい座ります。
先日、なぜかふと、
バス運転手の顔を見たんです。
そこには
衝撃レベルのイケメンが!!
見間違いかしらと思い、
不審に思われない程度に
二度見、三度見、何度も見ました。
不審者です。
間違いなく
イケメンでした。
横顔は。
出会ったその日は横顔しか
確認できなかったのです。
でも、しっかり打ち抜かれた私のハート
運転席の横に掲載されている名前と
バス便の時刻を確認!
またきっと会えるよね![]()
ときめきトゥナイト![]()
そして今日は帰りが遅くなったのに
イケメンバスはわたしを待っていた!
彼の胸に!
いえ、乗車口に飛び込んでいったわ。
そしたら彼は私のほうを見ていてくれたの!
正面も!
イケメンだった!!
横顔以上に!!
奇跡!!
人前でニヤケてしまうのを
押し殺して下を向くなんて
何年振りかしら。
ときめきっ![]()
ときめきドライビング![]()
もはや不審者レベルで
見つめ続けるタイヤ上席の女
横断歩道の歩行者に
合図する手つきもセクシー
カーブのハンドルさばきは
エロスさえ感じる。
スマートに仕事をこなす彼には
私の視線は気づかないわ。きっと。
もうこのまま終点まで逝きたい気分だけど
そこは寸止めレディー
ちゃんと家の近くのバス停で。
降りるとき、見られてるかと思うと
ぎこちなくなる乙女な私が
ふと、目に入ったものは
運転席横の無数の
ミラー。
みみみみ
見えとるやないかー
ミラー越しの不審者の熱視線。
感じてくれたかしら、彼。
はっずー![]()
でもめげない。
恋の呪文はときめきめとキッス
ときめけめけめけ四十路の恋![]()

