歌うのが好きでね。
よく行くの。一人カラオケ。
昨日も行って、うまく歌えなくて
今日も行きました。
やっぱりうまく歌えなくて
悲しい気持ちで帰ったの。
なんかいつもこうなのね。
歌いたくなって行くのに
悲しくなって帰るの。
ホントはもっとうまいのに。
昔はもっとうまかったのに。
でもなんでこんなに悲しくなるのかな。
なんで下手でも歌うの楽しめないのかな。
こんな時は心に聞こう。
上手いとか下手とかは他人目線。
外側に向けて要求しているの。
外側の評価を欲しがっているの。
外側に思いを向けてばかりいると
内側はさみしくなるの。悲しくなるの。
心と離れるから。
ずっと人からどう見られるか気にしていたから
自分の感覚がわからなくなっているんだ。
どうしたら楽しいのか。
何を感じているのか。
外側に向けている思いを
内側に向けてみる。
悲しみが少し癒えていく。
歌は自分のために歌っていたんだ。
カラオケが好きだったわけじゃないんだ。
歩きながらいつも歌ってるんだけど、
人に聞こえないように抑えめに。
それが好きなんだ。
自分に響くから。
たまに川辺とか森の中に行って
ひとりで歌ってみたりしている。
カラオケで歌うより楽しい。
自分の好きなことちょっとずつわかってきた。
自分のことがちょっとずつ好きになってきた。
丁寧に生きたい。
生きることがやっつけ仕事じゃかわいそうだもん。