2019年版のこのミステリーがすごい!海外編にベスト10入した「蝶のいた庭」を読了本

FBI特別捜査官のヴィクターは、若い女性の事情聴取に取りかかった。彼女は〈庭師〉と呼ばれる男に拉致された10名以上の女性とともに警察に保護された。滝や小川があり、蝶が飛びかう楽園のような〈ガーデン〉――完全防音で随所に監視カメラが設置され、外界から隔離された秘密の温室に、彼女たちはコレクションとして軟禁されていたのだ。女性の口からじわじわと明かされていく事件の全貌に、恐ろしい犯罪に慣れているはずの捜査官たちが戦慄する。おぞましくも美しいこの地獄でいったい何が起きたのか。一気読み必至、究極のサスペンス!(本のデータベースより)

 

ものすごくおぞましい事件から救い出された女性の事情聴取から始まるミステリー。

終わりから始まる謎解きもので、張り巡らされた伏線がガチッとハマる感じがはおもしろいけど、ストーリーはまさにジョン・ファウルズ やジェイムズ・パタースンの「コレクター」で、目新しさはなかったかな。。

事件が明らかになるにつれなんとも恐ろしくて悲しい物語でベスト10入りで期待しちゃった感じ。

視覚的で映画化しやすそうな作品ではあるけどね。