柚木麻子「本屋さんのダイアナ」を読了

私の「私の呪いを解けるのは、私だけ。「大穴」という名前、金色に染められたパサパサの髪、行方知れずの父親。自分の全てを否定していた孤独なダイアナに、本の世界と同級生の彩子だけが光を与えてくれた。正反対の二人は、一瞬で親友になった。そう、“腹心の友”に―。少女から大人への輝ける瞬間。強さと切なさを紡ぐ長編小説。(本のデータベースより)
「ランチのアッコちゃん」以来好きな作家さんになった柚木麻子氏の作品は本好きの女子受けしちゃう感じ。
子供につけたダイアナという名前が大きな鍵ではあるのだけれど、大きな穴とかいてダイアナにしちゃうとか、絶好するきっかけとか、再会することになる父親の存在とか突っ込みどころ満載の展開ではあるけれど、最後にジーンとしちゃう感じはご都合主義だったとしても全然あり。