浅田次郎の「天切り松 闇がたり」第一弾、第二弾を読了

「闇の花道―天切り松 闇がたり」

夜更けの留置場に現れた、その不思議な老人は六尺四方にしか聞こえないという夜盗の声音「闇がたり」で、遙かな昔を物語り始めた―。時は大正ロマン華やか なりし頃、帝都に名を馳せた義賊「目細の安吉」一家。盗られて困らぬ天下のお宝だけを狙い、貧しい人々には救いの手をさしのべる。義理と人情に命を賭け た、粋でいなせな怪盗たちの胸のすく大活躍を描く傑作悪漢小説シリーズ第一弾。              

「残侠―天切り松 闇がたり」

ある日、目細の安吉一家に客分として現れた、時代がかった老侠客。その名も山本政五郎―すなわち幕末から生き延びた、清水の次郎長の子分・小政だというの だが…。表題作「残侠」など、天下の夜盗「天切り松」が六尺四方にしか聞こえぬ闇がたりの声音で物語る、義賊一家の縦横無尽の大活躍八編。粋でいなせな怪 盗たちが大正モダンの大東京を駆け抜ける、感動の傑作シリーズ第二弾。

天切り松という伝説の大泥棒が獄中で語るストーリーがあまりにもおもしろくて1、2一気読みしちゃったけれど、第5弾まで出てるのね・・
泥棒の話なのに、明治から大正にかけての冒険を読んでいるような感覚になる作品。
歴史上の人物が出てくるから、ほんとにこんな人がいたんじゃないかと錯覚しちゃう。
とりあえず、第4弾まではダウンロード済みだけど、浅田次郎から抜けられなくなりそうだから、あえて他の作家の作品読む~