堂場瞬一の『刑事・鳴沢了シリーズ』第5弾「帰郷」を読了

話があるんです―父の葬儀の翌日、一人の若者が訪ねてきた。新潟県警鬼の一課長と呼ばれた父にとって唯一の未解決案件を再捜査しろというのだ。奇しくも時 効は葬儀の当日であった。遺品の備忘録に綴られる捜査への飽くなき執念、不審な元同僚、犯人と名指しされた男、そして謎の記号―父が遺した事件を追って雪 の新潟を鳴沢、疾る。              (本のデータベースより)

今回は確執のあった父の死がきっかけで鳴沢了が前に進むというお話。
無くなった父が唯一解決できなかった事件を追うことになるのだけど、「天童荒太」作品のような感じで顛末が哀しいわ・・
鳴沢了が主役のストーリーだから致し方ないけれど、ここまで事件に巻き込まれ続けると次が大変だろうなぁと思わずにはいられない・・
次は「讐雨」だよ~