レディースデーだけど、HDDがいっぱいだから今日は家でWOWOW鑑賞DAYテレビ

『イテウォン殺人事件』

あらすじ:
イテウォンにあるハンバーガー店のトイレで、韓国人大学生が胸や首など計9ヵ所をめった刺しされる残酷な殺人事件が起きた。容疑者として身柄を拘束された のは、ピアスン(チャン・グンソク)とアレックス(シン・スンファン)というアメリカ籍の青年ふたり。しかし、彼らの証言は正反対で、相手に罪をなすりつ け合うばかり。事件を担当するパク検事(チョン・ジニョン)はピアスンの証言を信じ、アレックスを犯人と決め込むが…。...

1997年4月3日、梨泰院のハンバーガーショップで実際に起った殺人事件を、事件に関係した人物たちの証言[1]と資料調査、検証を行って映画化された作品。
ソウルマッコリのCMに出ているチャン・グンソクは好きだけど、この人って悪役がすごく似合う。
物足りなさはあるけれど、今をときめくチャン・グンソク主演なのにそれほど話題になってないのが不思議。

『終わりなき叫び』

あらすじ:
現代のチャド。アダムはかつては水泳のチャンピオンに輝いた60歳代の男で、高級ホテルでプールの監視員をしているが、ホテルは新しく中国系のオーナーに代わり、彼は自分の仕事を息子のアブデルに譲るように強要される。
激しい怒りに駆られ、アダムは自分が社会的に辱めを受けたと感じる。一方、チャドは内戦の混乱の最中であった。反乱勢は政府軍を攻撃している。政府は市民に「戦争への参加」を求め、敵に対して戦える年齢に達した志願者に金を与えていた。
地域の区長は度々アダムに参加するように強要する。アダムに金はなく、いるのは息子のみだったが…

アフリカ中央部に位置するチャド共和国、現在も情勢が不安定ということも初めて知った。
外務省HPによると、「チャドは,人口の約8割が貧困層に属し,そのほとんどが農業生産性の低い零細農家です。また,治安の不安定な国々と国境を接していることから多数の難民や国内避難民が発生する等,慢性的な食糧不足状態にあります。 」とのこと。
日本からも食料援助をしているのだとか・・
そういう背景を知ってから見たらよかったのかもしれないけれど、第63回カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得した作品だから、ひと癖もふた癖もあるに違いないと思って期待しすぎたからか、私的には今ひとつ。
内戦状態ということは描かれているけれど、戦闘シーンがあるわけではなく、捨てられなかった父親のプライド招いた悲劇が余計に切ない。

2本続けて暗い作品を見てしまったのは失敗。今日は釈然としないまま眠りにつくことになりそう・・