夜の世界は広かった

夜の世界は広かった

夜のお仕事を通じて想うこと、、

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入店して1ヶ月。

その頃になると、だいぶ仕事にも慣れて、少しは余裕をもって接客することもできるようになってきた。

ただ、慣れてくればくるほど、ママからの私に対する悪口も耳に入ってくるように。

 

最初は、、夜の世界のことだもの仕方がないわ、、と思っていたけど、やっぱり気になる。

でも、ママは私に向かっては何も言わない。むしろ優しく声をかけてくれるし、気遣ってくれる。

 

なのに、私が出勤していない日には、私の悪口を散々言っているらしい。

このことは、チーママがこっそりといつも教えてくれる。

 

「すみれちゃん、あの人は悪魔なのよ。だから、あの人のために頑張ろうなんて思っちゃ駄目よ」

 

どうしよう、、とんだお店に入店してしまったかも、、、と目の前が真っ暗になった。

体験入店後、すぐに採用となり週に3日ほど働くことになった私。

まずは基本的な、開店準備を教えてもらう。

 

お店に来たら、鍵を開けて明かりを点ける。

ただし、点けて良い明かりと駄目な明かりがあり、最初は戸惑ってしまった。

その後は、おしぼりを丸めたり、ハウスボトルのお酒を足したり、、。

その合間に、自分のメイクや着替えもして。

最初の頃は、この開店準備でさえ満足にできず自己嫌悪に。。。

後から来るチーママには、色々と教えてもらった。

 

ここのお店のチーママは、私と同じぐらいの年齢で、ハツラツとした明るい美人さん。

小ざっぱりとした性格で、言いたいことははっきりと言う人。

 

そのチーママから、入店してしばらくしてから言われたひと言が、

 

「すみれちゃん、割り切って仕事した方がいいよ」

 

最初、どう言う意味なのかわからなかったけど、だんだんと仕事をしていると、チーママの言っていることがわかってくるように。

 

ここもお店のママは外国人。

異国の方なので、かなり根性のある人だと思う。それにプライドも高く、勝気な人。

ママなんだけど、どちらかと言うと、マネージャーではなくプレイヤーな感じ。

だから、お店に在籍する女性達には常に負けたくないと思っている。

 

だからなのか、在籍する女性達の悪口をよく言う。容姿のことや服装のこと、髪型のこと、、、。

 

入店して1~2週間した頃には、色々な悪口が耳に入ってくるように。。

 

 

 

 

 

私が、夜の世界で働くようになって、半年。

なぜ、私が夜の世界で働くようになったかと言うと、単純にお金を稼ぐ入り口は、昼間の会社以外に複数あった方が良いと思ったから。

今のご時世、何があってもおかしくないし、正社員で働いているかと言って、安泰でもなんでもない。

だから、もうひとつ稼ぎ口を作りたかった。もともと、夜のお仕事には興味があったけど、自分の中ではなぜかタブーだと思っていて、アルバイトに踏み出す勇気はなかった。

でも、家族の死や、親の会社のことなど、色々な出来事があり、自分の中で何かを変えたいと思った時、私は勇気を出して動いてみることにした。

 

もちろん、自分の年齢や容姿について考えると、大胆なことをしたものだとも思う。。

 

私が初めてお勤めしたのは、台東区界隈にあるこじんまりとしたお店。ただ、面接に行って気がついたけど、そこのママは外国人。。日本語が通じないわけではないから、、と面接後、体験入店をしてそのまま働くことに。

 

容姿や年齢に引け目を感じていたにも係らずとんとん拍子に進んでしまったことに、正直ビックリしてしまう。

 

ただ、とんとん拍子に進んだのにも、色々と理由があるわけで。。

お仕事をさせて頂くようになってから、その理由はだんだんとわかってくることになります。