来年、出国までは私はビザで身動き取れないだろうからリックの来日がとても楽しみである。リックは年明けにアフリカで友達との発展途上国プロジェクトに参加してから京都を訪問する。私も彼も仕事で京都訪問だけど、せっかくだから少しでも日本滞在らしいことをやりたいなと話していた。
私たちは、そもそもメジャーなリゾートホテルとか高級ホテルがつまらなくてあまり好きではない。なんか、価値観を押し付けられて押し並べてこれいいだろーと言われるのが嫌なんだと思う。言わずもがな、ショッピングモールとかだいたい避けて通るタイプだ。
そこで、京都で楽しいことをするという意味では、町屋スタイルの一棟貸しに泊まるのもいいなあと考えていた。町屋スタイルはいろいろあって、鈴という町屋のタイプがホテル型や高級町屋型を選べるチェーンはなかなか面白そうで迷っていた。行くなら高瀬川のそばとか、祇園八坂がいいかなーと思ったけど、これは女子旅で選択するタイプかもしれない。
1か月以上散々悩んで、リックと話した結果、宿坊に泊まって朝の修行に参加することにしてみた。知恩院和順会館だ。もちろん仕事した翌日の修行…お部屋で写経もできる。
もう一つ泊まりたかった宿坊があって、智積院会館である。このどちらかに、おそらく修学旅行で泊まったと思う。でも、たしか和順会館だと思う。
予約してから、知恩院の歴史の説明をYouTubeで観ていて、呼ばれたのではないか…となんとなく思ってしまった。そんな感覚で見ると久しぶりに鳥肌が立った。
最近は地球温暖化で京都に雪は積もらず、雪の金閣寺なんて観られたら奇跡のようらしい。知恩院の雪景色がみられたら最高だろうなぁ…