ダンくんと私に待望の赤ちゃんが生まれた
生まれるその日まで仕事をしていたこともあり超がつくほどの安産
慣れない育児だったがふたりとも一生懸命
昼夜逆転どころか昼夜問わずまったく眠らず泣いてばかりのわが子を
1時間交代で夜な夜な抱き続ける日々が続いた
私は実家が遠く親に頼ることができない為
出産後の同居は特にとても肩身が狭かった
部屋のすぐ下では義父母とダンくんが働いている
堂々と子育てに専念することができなかった
仕事をしなければこの家にいられないような気がした
出産後3週間で仕事に復帰した
出血が止まらなかったり体調をくずしながらも
とにかく仕事と子育てをするしかなかった
子供が1歳半になるころ・・・
突然ダンくんが
「俺急に不安になったり震えが止まらなくなったりするんだ・・・」
「なぜかわからないけど涙が止まらなくなったりおかしくなりそうだ」
「とにかく眠れないし何かがおかしい」
「なにもする気になれない」
PCで調べる・・・
「俺うつ病かもしれない」
私は子育てと仕事に追われ
ダンくんの気持ちにまで目が行き届いていなかったことを
心の底から後悔した
「ダンくん、近くの病院調べて行ってみよう」
夜中にふたりで電話帳をくまなく調べた
「ふたりで行くと親に怪しまれるから俺一人でいくよ」
次の日ダンくんは仕事の合間に一人で病院に向かった