iPS細胞 | 本当に美味しい焼肉を! 銀座で働く焼肉屋  尹伸文のブログ

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一頭買焼肉醍醐を経営する㈱ダイゴインターナショナル 代表取締役尹伸文が不撓不屈の精神で日本一の焼肉屋を目指します

いちれんのiPS細胞の報道に関して個人的な意見を・・・



まずは素晴らしい研究、発見に人生のほとんどを捧げiPS細胞を発見し


ノーベル医学生理学蕒受賞された山中教授様


心より尊敬の念をお伝えします



しかし残念ながらこの世紀の大発見に水をさすような事件が起こっているのは


今更この場で説明する必要もなく皆さんご存知のとおりでございます



嘘を並べまくりiPS細胞から心筋移植を行ったという自称マサチューセツ大学だか


ハーバード大学とかの客員教授を名乗るN氏


この方の発言や行動は通常の人であれば到底理解しがたく


弁解の余地すらないことは誰の目からみても明白であります



当然N氏はあらゆるマスコミからたたかれまくり


今後、彼の発言に耳を貸す人は現れないでしょう


彼が自分の発言の全ての責任を負うのはこれまた当然の事ですが


事の発端を考えれば彼をこの世から抹殺することでこの事件の幕を


おろそうとしているマスコミの方々にも一言苦言を言わせていただきます



そもそもN氏の虚言に対ししっかりとした裏付け取材を行っていれば


このような騒ぎにはならなかっただろうし


日本はおろか世界中のマスコミに対して自分達のダメっぷりを


披露したわけです


そしてその責任をN氏一人に全てなすりつけて


自分達はあくまで被害者であるというスタンスをとる事自体


それこそが問題だと思います


このような問題がなぜ起きてしまったのかを本気で検証するのであれば


N氏を取り上げた(放映)時間と同等の時間を番組になり


新聞の紙面で検証するべきだと思います


情報番組では事件を世紀の大発見と持ち上げ、報道しながら


事の真相が嘘だとあきらかになると


「いやーまいりましたねー」の一言ですます図々しさ


新聞も世紀のスクープ扱いで一面デカデカの載せながら訂正記事は


はじっこにあるかないかわかん程度のスペースに謝罪広告をのせる程度


やはりそこはしかるべき対応をとるのが


今後の再発防止につながると思います



今回なぜこのような意見をアップさせていただいかというと


肉業界は常にマスコミの恰好の餌食となってきました


狂牛病から始まり、口蹄疫、ユッケ問題、セシウム牛、レバ刺しなど


数えあげたらきりがないほど


もちろんこの事で被害者も実際でてしまい尊い命が


ある日突然奪われてしまった事は業界全体で


真摯に受け止め再発防止に務めなきゃいけません


でもTVとかで全ての肉業界が悪者みたいに扱う事は本当に恐ろしい事です


ほとんどの肉業界のみなさんは何かあったら大変だという危機感を持ちながら


日頃の業務に携わっております


そのあたりの安全性や仕組み、その後の対応を視聴者の方々に伝えることも


報道機関としての役割は大事だと思います


いい時は持ち上げるだけ持ち上げながら


何かあれば手のひらを返し被害者の代表みたいな今のやり方は間違ってると思う




今回のこの問題をいいきっかけにし報道の在り方を


もう少し議論され今後はこういった誤報が起きないよう


せつに願う次第でございます





最後まで私の愚痴を(それでいいのかな)読んでいただいた方


ありがとうございます


あくまで私の意見を一方的に述べさせていただきました


不愉快に思われた方もいらっしゃると思いますが


そのあたりはご勘弁ください