私は偽善に満ちている。


醜い感情を笑顔の仮面で隠し、平気で人を欺く。


真心などとうに無くしてしまった。


この胸の内にあるのは、猜疑、欲望、嫉妬、侮蔑、不満だけ。


だが、卑怯で臆病な私は、演じ続ける。


明るくて、優しくて、思いやりに溢れた自分を。


なんと滑稽だろうか。


善意などどこにもありはしないのに。


本当の私は限りなく利己的で、他人に無関心なのだから。


しかし、心の隅でそんな私を否定する声が小さく響く。


他人を大切に思う心も自分にはあるのだと。


身近な人間を愛しいと感じているのだと。


なんと愚かだろうか。


それこそが偽善だというのに。


真に醜くある事をプライドが赦せないだけなのに。


世間からの孤立や常識からの逸脱を恐れているだけなのに。


所詮その程度の人間だと認めなければ。

はじめてのアメーバブログ。

私が素直に想いを綴れる場所になるといいな。

自分を飾らず、偽らず。


それはとても難しくて、恥ずかしいことだけれど。


「私とは何か。」


その答えを見つけるために。