エピローグ:登場人物・・・「Y」
「Y」と出会ったのは、2000年の春。
当時、ドライブがてらによく寄っていた海沿いのカフェ。
ある日、知人とそのカフェで待ち合わせしていた。
ただ、お互いが乗っている車の話。一緒にどこか行こう等のよくある話で楽しい時間を過ごす為だ。
その知人がたまたま会社にドライブが好きな子がいて・・・と連れてきた会社の後輩が「K」だった。
「K」も車が好きだった事もあり、ドライブの話や車の話をしながら会話を楽しむにつれ次第に興味を持っていった。
出会って半年くらい経ったくらいであろうか・・・
自然に、俺は「Y」と付き合うようになり、俺たちの共有する時が始まった。
年に3回くらいの大型連休を使った旅行。
休みの日はドライブ。毎週必ず夕方からデート。
俺の家(家族同居)にも頻繁に泊まりに来たりして親とも仲がいい。
お互いを知りお互いを気遣いながら・・・もうすぐ7年目を迎える。
・・・いくつかの内緒をのぞいて・・・。
「Y」は、サラリーマンの家庭に育った会社OLだ。性格は、外を知らないかなり生真面目性格。
血液型がO型という事もあり、おおざっぱな所もあるが・・・。
タバコは嫌い・・・ギャンブルは嫌い・・・お金は貯金・・・かなり堅実だ。
B型の俺は、タバコは吸う。ギャンブルはする。お金は天下のまわり物・・・正反対の性格である。
しかし、彼女の事を好きになり愛してしまった以上、彼女の前ではタブーを隠しながらも素の自分を出して真剣に付き合っている。
そんな、「Y」とも今年で6年目となり「結婚」とゆう言葉が「Y」から出始めた。
「なんとかなるさ。お互い今までやってきたのだから・・・」 そんなのりで軽く承諾。
5月に親に挨拶に伺い、7月から9月の結婚を前提とした同棲生活が始まったのである・・・。