電話携帯を切ったあと


すぐに健介からメールが入った。



あみちゃん

さっきはありがとね

あみちゃんが傍にいてくれなかったらオレ潰れてた

ホントにありがとう



ううん。大丈夫だよぉ(´∀`*)

健介くんこそ大丈夫なの?あたし心配なんだけど・・・



うん

大丈夫だよ

てかさ、オレが前に言ったこと覚えてる?



????

何だっけか?(+_+)



好きな人がいるっていったじゃん?



あ~・・・言ってたね(苦笑)

そーいえば上手く言ってるの?



実はね

好きな人ってあゆみちゃんのことなんだ



えっ??????マジで???( ̄□ ̄;)

だってだって・・・学校の子って言ってたじゃん?



うん・・・

だって彼氏がいるのに告ったら迷惑かなって・・・

でもやっぱりオレ黙ってるなんて無理だった

オレあみちゃんのこと好きだ



ありがとぉ・・・

実はあたしも健介くんのことずっと好きだった・・・

うれしぃ・・・



あたしは泣いていた。

ビックリしたけど、ずっと欲しかった言葉だったからスゴクスゴクうれしかった。

メールを送った後、すぐに健介から電話携帯がかかってきた。



「・・・メール読んだ。ありがとう・・・あみちゃん、付きあおっか?ってか、オレと付き合ってください。」



モチロン返事は



「うん。あたしでよければ・・・」



「いいに決まってるでしょ?好きだからね」




夢じゃないよね?

あたしはまるで夢の中にいるようなカンジだった。

でも現実なんだぁー・・・

イマイチ実感ないけど現実なんだね。

健介の言葉はホントに真剣だった。



でも、ホントに健介とカレカノの関係になったんだ・・・


信じられなかったけど、これから健介と一緒にいられるんだと思ったらなんだかうれしかったラブラブ



が!


あたしは大事なことを忘れていた。



・・・・さんとのことだった・・・



ねぇねぇ、その元カノと友人はどうして一緒に旅行行ったりしてるの?」

 

「うん・・・実は」




健介の話によると、どうやら元カノは健介と友人・・・仮にA君とします・・・と二股をかけていたらしい。

で、2人して健介を利用していたんだって!!

なんて最悪なヤツラ・・・

あたしは怒りでいっぱいだった。



「あみちゃん・・・オレ・・・オレ・・・もう誰も信じられないよ・・・」



健介は今にも泣き出してしまいそうだった。

あたしは胸が締め付けられた。

健介が可哀相で可哀相で・・・抱きしめたかった。



「大丈夫だよ?あたしは何があっても健介くんの味方だから・・・ずっと、ずっと味方だよ?」



あたしは思わず健介に対して言っていた。



「ありがとう・・・あみちゃん・・・ありがとう・・・」



健介は泣いていた。

声を殺して泣いていた。

あたしは黙って聞いているしかなかった。


小1時間経ったころ、健介はやっと泣き止んだ。




「・・・ゴメン・・・カッコ悪いところ見せちゃったね・・・」


「ううん・・・大丈夫だよ。」


「・・・ありがとう・・・もう遅くなっちゃったから寝ないとね?後でまたメールするから・・・」



あたしはなんて声をかけたらいいかわからなかった。


健介が心配・・・

心配で心配でたまらなかった。傍にいてあげたかった。


更新にだいぶ間が空いてしまって申し訳ないです(・ω・;)(;・ω・)

実はめちゃめちゃ大変なことがあって更新出来ませんでしたぁく( ̄△ ̄)ノ

たまってるのがいっぱいあるので近々更新するねっ☆


しばしお待ち下さいm(__)m

あっという間に夏になった。

 

その間、 さん → あたし → 健介 の関係はまったく変わらず・・・。

と、いうか、健介からの電話がぱったりだった。

 

誕生日のあの日、覚えていてくれて電話してくれたのに・・・また3ヶ月音沙汰なし

 

 

どうしちゃったんだろう・・・心配・・・

 

 

 

さんとはもうすぐ1年になろうとしている・・・

このままでいいのか?

 



自分がわからない・・・健介もわからない・・・


 


そんな中途半端なまま、とうとう夏休みになった。

 


世間で言えば高2の夏は なかだるみ の時期。

受験生には一番肝心な夏のくせに、誰もが遊びにかまける時期だ。


そんな世間に私も漏れなく流されていた(笑)

 

 

さんという形の上での彼氏がいながら、他の男の子と遊びに行ったり

健介のことを好きなくせに、誰かに告られれば心が動く・・・




今考えれば、かなりちゃらんぽらんな 生活・・・性活 をしていた。

 

 

そんなこんなで、この日も予備校をサボって男と遊んだ帰り道。

いつもはまだバイトの時間に健介から電話があった。

 

 

あみちゃん・・・オレ、もうだめだわ・・・」

 

 

らしくなくしょんぼりしていた。声に全く覇気がない。

話によると、また元カノに騙されたという。1週間前に里帰りするためにお金を借りにきたらしいが、どうやらそのお金で健介の友人と旅行に行っていたという。

 

 

「何度も騙されているのになんでまたお金貸したの?」 

 

 

ほんとに疑問だった。

聞くところによると、元カノは母子家庭で兄弟も多く大変らしい。

それにしても、何度騙されてもお金を貸す健介・・・

余程のお人よしか、はたまたおバカか・・・

多分前者。

話を聞く限りでは、完全に元カノが

でも、気になるのが、その友人・・・はっきりいってしまえば、元友人というのが正しいかもしれない。

 

どうして、健介の元カノが友人と?

 

どうやらここの関係には何かある・・・

 

5月某日

この日はあたしの17歳の誕生日だった。

 

もちろん、気持ちはないとはいえ、現彼のさんからオメデトウメールは来た。

他のどうでもいいメル友達からもメールが来た。


でも・・・


健介からはこない・・・

確かにEメールできないし手段はないけど、電話とかくれてもいいのに・・・

その日、夜まで待った。

けど何もない。


健介のバイトが終わるころまで頑張って起きててみた。

やっぱり何もない。


凹んだ。

そして、沈んだ気持ちのままあたしはベッドに入った。

 

 

 

ぴろりろり~ん

 

 

ちょうど眠りに入る直前くらいにケータイが鳴った。

 

 

 

「もしもし?寝てた?」

 

 

 

健介だった。

  


 

あみちゃん、17歳オメデトウ(^▽^*)」 

 

 

 

覚えててくれた・・・


それだけであたしはうれしかった

半ばあきらめていたころに電話が来たことで、あたしは半泣きだった。

 

 

 

「寝てたよぉ~・・・忘れられたかと思ったよぉ~(ノ_<。)

 

「忘れるわけないじゃん☆ホラ!寝てるときとかにかけたほう驚くかなって♪」

 

「~~~~~~~っ!!!! (ノ_<。) 心配したんだからぁ~~~」

 

「ごめんごめん☆でも驚いたっしょ?うれしかったっしょ?」

 

 

・・・・うれしかった。とてもうれしかった。



でも、健介には言わなかった。


どういうつもりでかけてきたのかは正直わからないけど、ちょっとだけ期待してもいいかな?

 

 



さっきまでのもやもやした最悪な気分はどこへやら・・・

とってもHappyな気分だった。

 



 

 


いやなことがあったので、今日は過去のお話はおいといてぇ~ホヤホヤなお話をば!!!!!(*>△<)/



今日、仕事中メールがありました。出会い系のお知らせメールが・・・

  

  


 

「○○県のどこ住み?」

  

 


 

名乗りなし。プロフなし。

最低限のマナーないやつはスルーだ!!(*=皿=)

 

ところが、シツコイ!! 

 

 

 


「○○県のドコ?」

  

 


 

ウルセー!!

てか、勉強の妨げなんですが!!(怒) 

と思いつつ・・・メールを返す。

 

  


 

「○○だけど?」 

 

「マジ?近いね~!!今日ヒマ?」 

 

「ヒマ・・・っちゃヒマだけど・・・」

 

「じゃあ今日会おうよ☆」

 

  

 


はい!?てか勝手に決めるなや・・・

 

  


 

「今日終わるの遅いんだけど・・・」

 

「何時?待ってるよ♪」

 

「20時に終わって、帰るのは21時過ぎだね~」

 

「待ってるから終わったらメールしてね」

 

 

 


おう!何てことだ・・・・

勝手に会うことになってしまったじゃないかぁ (´д`;) 

 

 

そして・・・19時58分・・・

  

 

 

「仕事おわったぁ?」 

 

 

 

・・・まだじゃ!!ヴぉケ!!!!!(*=皿=)/

 

 

てなワケで無視・・・

 

 

20時ジャスト  

  

 

 

「ご多忙?」

  

 

 

ええ、多忙です・・・まだ終わらんわ!! 

 

 

20時5分

 

 

 

「もう終わったでしょ?」 

 

 

 

はぁ・・・終わったけど、何か?

てか、なんかしつこい

 


 

「終わったけど?」 

 

「今ドコ?もう○○だよね」

 

「普通にまだ会社だけど・・・」

 

「何時につく?」

 

「21時過ぎるって・・・」
 

「じゃあ着いたらメール頂戴」

 

 

 

はぁ・・・なんか強引でやんなっちゃうわ・・・

凹み気味になりながら会社を後にした。

 

 

会社を出て20分・・・・

 

  

 


「今どの辺?」

 

「いや・・・普通に○宿だけど?」

 

「じゃあまってるね」 

 

  

 


そして地元について・・・・

いやいやながらもメールをしてみた。 

 

 

 

「着いたよ~どこら辺にいる?」

 

「秀吉ラーメンのところで拾うよ」

 

「てか、秀吉ラーメンって?」

 

「今ドコ?」

 

「改札前」

 

「待ってて!今行く」

 

 

 

そして現れたやつ・・・・

 


 

・・・・おデブサイク 。

 

 

はぁ~?????しかも、なんかシャツ乱れてるし・・・・

 

 

 

「じゃあ、車あるから★」

 

 

 

そして車に乗り込む。

ニヤニヤして、清潔感ないし正直 

好みじゃなぁ~い!!!!! ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

 

 

「てかどこ行くの?」 

 

「う~んドコいこうかぁ(笑)」

 

「・・・。」

「家どっち?」

 

「う~んと あっち→ かな?」

 

 

 

車が家の方向に曲がる。

まさか・・・・・・ (´д`;)

 

 

「どこ行く気?」

 

「てか家行こうよ」 

 

 

 

やっぱり・・・・  _| ̄|○

 

 

「いや、無理。今汚いし、ちら・・・・」 

 

「汚くてもいいから」

 

 

 

間髪いれずに返された。しかも会話さえぎられたし・・・!!!!(*>△<)/ 

かちん

 

 

 

「 てか、 マジで無理。  」

 

「わかった。じゃあどこいこうか・・・」 

 

  

しばらくくだらない話をしながら車を走らせていたが・・・

きがつくと

 

ホテルの前 。

 

 

「ホテルはいろ♪」

 

「やだ。」

 

「なんで?いいじゃん★」

 

「ご飯食べたい。」

 

「ご飯食べたいのか~?わかった!あとで必ず食べるから入ろうよ」

 

 

こいつ・・・マジでヤリ目だ。

途端にキレそうになった。

いくらヤリ目だったとしても、ご飯とかも無しで、いきなりホテルはひどすぎるだろ・・・

 

 


「てか、いきなりあってホテルはないでしょう?あたし、朝食べた霧」でおなか空いてるんだけど?

 

「そか、わかった・・・じゃあ来週遊ぼう♪めっちゃかわいいんだもん♪いいでしょ?」

反省の色無し。そして車は発進。

あっという間に駅前。

 

 

「じゃあここで」 

 

 

は?

 

 

マジでご飯もなしかよ?

 

 

マジでヤルだけが目的だったようす。



超気分悪い・・・・

 

 

しばらく出会い系はいいや~

とおもっていたあたしだったが、すぐさま行動をとった。

  

 

  


 

 


だって・・・・寂しいんですもの (ノ_<。)

 

  

 

 

 

 


寂しがりのあたしには一人は耐えられなかった

 

 

  


  

が。

 

 

  

 


あたしは伝言ダイヤルが終了していたことを知った。

 

  

 

 

 

 

 

ショック・・・・・ _| ̄|○

 

 

  


 

 

 

で、あたしは携帯で初めてインターネットというものをやってみた・・・・

 

  

  

 

  




難しい。 (´д`*) 

 

 

  

 

 


 

でもくじけるわけにはいかない!!!

わけのわからない衝動に突き動かされながら、執念で探すこと30分・・・ 

 

  

  

 


 

 

・・・・・・・・あ。

 

  

  


 

 


あったぁ~~~~~~!!!(ノ▽<*)

 

  


 

 

 

 

ついに出会い系サイトを発見したのだった。

 

  

 

 


 

 

だが、その代償はあまりにも大きかった・・・

 

 

その月の携帯料金 ¥35000 

 

 

・・・・・・・・・・・・・ _| ̄|○

 

 

 

 

皆さんもほどほどにね・・・トホホ (ノ_<。)

健介との電話を切った後、あたしは気が抜けて抜け殻のようになっていた。


ぼーっとしていたらメールが入った。



あみたん おひさ~☆なあにしてる?」

 

 

哲哉だった。

  


 

「なんもしてないよ~(´д`*) ヒマぁ~」

 

  


あたしはなんの気なしにメールをかえした。

 

  


「オイラも暇人(´∀`*) あみたん遊ぼ♪」 

 

「う~ん・・・いいよぉ」 

 

 

 

暇人だったし、さんと健介とのこともあったし、まあいっか~・・・

てな軽い気持ちで会うことにしてしまったのだが・・・

いざあってみると、これがまた・・・・



ブサイク。 

 

 

だったからビックリ

 

 

たとえて言うなら・・・ ガイコツ or ミイラ 

 

そんなのがダサい服を着て立っていた。

正直、声をかけることをためらうくらいのヤバさ・・・

迷った。ほんとに迷った。

迷うこと5分。

相手から着信がかかってきた ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 ピンチ!!

 

 

「あっ・・・は、はい!」 

 

「あ!あみたん?いまどこ~?・・・あ!みっけ~♪」

 

 

とうとう見つかってしまった・・・

どんどん近づいてくる!!

気分は バイオハザード  

 

 

「はじめまして☆ってかあみたん?めっちゃカワイイんやけど♪」 

 

「あ、はぁ・・・ありがとうございます(´∀`;) てか、カワイイくないですよぉ」

  

 

ほめられてるはずなのに、なんだかあまりうれしくない・・・ 

 

 

「いや~マジにかわいいって☆めっちゃタイプ♪」  

 

お、オイ・・・ウインクすなや!キモい・・・

ぶっちゃけ、一緒に歩きたくない・・・・どうしよ・・・

 


「今日はどこいこっか?オレはマッタリしたいんだけどぉ~♪」 

 

 

いきなりですかい?

はぁ・・・

 

 

「あたし、おなか空いちゃったな♪」

 

「おっけ~♪じゃあご飯食べてからね☆」

 

 

また、ウインク・・・ほんとにキモい・・・

マジで・・・

 

 

それに気づかない哲哉

 

 

「何食べよっか~♪」 

 

 

と、まあ無邪気にはしゃいでいるわけですよ!!(*=皿=)/

 

あたしは徐々に距離をとりつつ隙があれば逃げ出す準備を・・・・・・・

そしてきたチャンス!!

 

 

あたしは人ごみにまぎれつつ近くのゲーセンにダッシュ!!!!(*>△<)/

 

 

どうやら気づかれずに逃げられたよう・・・

 

 


ぴろりろり~ん

 

 

 

キャ~!!!!電話だ!!!!!

 

 

 

「あ!あみた・・・・」

 

 

ぷつっ・・・・

 

 

モチ 着拒。 

 

 

さんざんな目にあった・・・

出会い系で初めて会った人がこんなカンジ。

最悪な気分だった。

ぴろりろり~ん

 

「はい・・・もしもしぃ・・・( σ_ -)。。。」

 

 

真夜中に電話がかかってきた。

 

 

「あ?寝てた?ごめんね~(^。^; 」

  


健介だった。

  


 

「うん・・・むにゃぁ・・・( σ_ -)。。。」

 

 

 

不覚にもあたしは通話ONにしたまま寝てしまった。

 

朝起きて、通話時間をチェックすると・・・・・1時間

これにはビックリした!

 

速攻TEL

 

 

「う・・・ん・・・あれ?今何時?」 

 

 

寝起きの健介だ(^▽^*)


てか・・・・・・・・・



カワイイ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

 

 

「もしもし?健介くん?朝早くにごめんね・・・(^^; 昨日さ、電話中に寝ちゃってごめん・・・」

 

「ん?・・・あ~平気よ~寝息がかわいかったし・・・・ん~!!!(ノビ) それよりどうしたの?着信残ってたからさ(゜∀゜*) 」

 

「そかぁ~・・・えっとね・・・あたし彼氏と別れようっていったんだけど・・・よくわからなくなっちゃってさぁ。そしたら健介くんの声が聞きたくなっちゃって電話しちゃったの」

 

「そかそか・・・彼氏となんかあった?」

  


 

健介は優しかった。そんな彼に甘えてあたしは今まで思っていたことを全部吐き出した。

 

 

 

「そか・・・あみちゃんも大変なんだね・・・」

 

「ううん・・・なんかいっぱい話しちゃったね・・・健介くん眠いのにごめんね(ノ_<。)」

 

「大丈夫よ☆オレはいつでもあみちゃんの味方だからね♪」

  

 

健介の優しい言葉が

寂しくて辛かったあたしの心にすーっとあったかいものをたくさん注いで癒してくれた。

 

 

 

「ありがとう・・・健介に好きになってればよかったな」

 

「お~・・・いっちゃったね☆じゃあ付き合うか(´∀`*)」

  

 

一瞬、ドキッとした・・・

けどどうせ冗談だろうし・・・でも、期待もしてしまうあたし・・・(^。^;)

 

  


「そだね★じゃあ付き合う?・・・でも健介くんって好きな人いたよね・・・

 

「あ~・・・」

 

「あたし、応援するって約束したし・・・邪魔するわけにはいかないよ(ノ_<。)」

 

「うん・・・そか」

 

 

 

正直、付き合いたかった。

でも、そんな卑怯なことはできなかった。

 

電話を切った後、ちょっと後悔・・・・



さん・・・別れよう・・・あたしもう無理だ・・・」 

 

 

 

あたしは意を決していった。

さんはしばらく黙っていたが、やがて搾り出すようにいった。

 

 

「・・・やだよ・・・どうしたの?あみ・・・僕はやだよ・・・」

 

「・・・・。」 

 

あみ?僕のこと嫌いになっちゃった?僕はあみのこと愛してる・・・心から愛してる・・だから・・・」

  

「・・・もう疲れちゃった・・・。会えないことに疲れたよ・・・ 

 

「わかった!じゃあ会おう!」 

 

 

 

ビックリした。

初めてさんが会う決心をしたのだ。

でも、あたしの気持ちは変わらない・・・  

 

 

「いつ?」 

 

「3ヶ月以内には会えるようにする!だから、別れるのは待って?会ってみてそれでもあみの気持ちがかわらなかったら別れるでもいい!だから・・・」

 

 

さんは必死だった・・・

でも、その言葉は少しだけうれしかった。

それだけあたしのこと好きなんだなぁって思うと、チクリと心が痛んだ 


電話を切った後、あたしは無意識に健介に電話していた。


プルルルルル・・・・

 

 

出ない・・・

そっか、まだバイト中だ・・・

 

 

わかってたけど、辛い・・・

健介の声が聞きたかった・・・