本日のご訪問ありがとうございます。

心より感謝いたします。

さまざまな人間関係を述べてきましたが、かの吉田松陰先生は

“自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。

長所を見て短所を見ない。心を見て結果を見ない。そうすれば人は必ず集まってくる“

と、述べています。

ある一面だけを見て人を判断せず、あたたかい目で見守ることが大切なのです。

人間関係には、寛容の心と忍耐力が必要不可欠なのです。

ひとりひとりの個性を尊重し、自分にはないところから学ぶ姿勢があれば

人間関係はうまくいくのです。

お互いの長所から学ぶことで、人は成長していくのです。

確かに、すぐ理解できて気心しれた人とは居心地がよく、

わざわざその外に出ていくことは、なかなかに面倒くさいことかもしれません。

相性のいい人とばかりではない、ときには、理解不能な人にも遭遇することもあります。

けれどもその中から学ぶことは、宝を得ることになるのです。

どのような人からも、長所を見てそこから学ぶようにすれば、幸せの輪が広がることになります。

一時的な感情で好き嫌いを判断して、好きな人だけと付き合うというのであれば、確かに気楽では

ありますが、嫌いだと感じた人の中に、実は学ぶべき課題が隠されていたりします。

なぜ嫌いだと感じたのでしょうか?

自分にとって不都合なことを指摘されるから…、プライドを傷つけられてしまうから…

価値観が違うから…など理由はいろいろあると思いますが、そこにこそ人生の課題が隠されているのです。

まさしく、“人生は一冊の問題集”なのです。そして、その人に解けない課題は与えられないのです。

ですから、逃げずに受けとめてみることです。

人間関係に限らず、何事にも受けて立つ姿勢が大切なのです。逃げても必ず同じことで引っかかってしまいます。

霊的な視点からみれば、あの世では波長の合わない人とは決して一緒にいられないのです。

同じような傾向性の人と同じ世界で暮らしているのです。

この世ではいろいろな人と出会えることができ、そこから学べるのです。

だからこそ、何度も何度も生まれ変わって、人は成長していくことができるのです。

今、あなたの心を悩ます人とは、過去でも同じような関係にあったのかもしれません。

今回の人生で、あなたがどういう対応をするかが問われているのです。

また、過去にはなかった新しい出会いもあります。

その縁を大切にして、新たな境地を切り拓いていくことをお勧めします。

誰もが人間関係から逃れることはできません。

だからこそ、この縁を大切にして生きていこうではありませんか。

すばらしい人間関係を築き、人生を楽しんでいきましょう。

それでは、また。

またのお越しをお待ちしています。

人生の宝物