今日は久しぶりに稲村で朝一波乗り。

サイズは期待できなかったけど秋の空気を感じて久々の
ゆったりした時間を過ごして、午後からお散歩へ。

ランチはフレンチ・カフェ「SAISON」。


マンションの1室を改装したこじんまりした隠れ家的フレンチレストラン
なので場所はちょっと内緒にしておきたい。。
フレンチといっても敷居の低い家庭的な雰囲気だけどホントに美味しいです。
お値段もお手頃でプチランチ 1575円,コースでも2310円から。





旬の地のお野菜がとても新鮮で、特にメインディッシュのソースが美味。
素材の旨味を活かしたソースはしっかりした味付けなので日本人の口に
合うフレンチ。飽きがこないしので、最後の一滴までパンにつけて食べた
いくらい。
料理教室もやっているのでマジで通ってみたい。


その後、竹寺で有名な報国寺へ。
竹林の間から差し込む日の光が幻想的で和を感じる大好きな場所。



それからしばらく歩いて衣張山へ向かう。
ここもあまり知られていないスポット。

うっそうとした杉の森をぬけて急斜面を15分程登ると山頂の広場で
広がる視界はまさに絶景!鎌倉を一望でき江の島、その向こうに富士山。


衣張山の由来がとても興味深いんです。北条政子が、夏の暑い日に雪が
見たいという事で、この山を白絹で覆い、冬山に見立て涼をとったとい
う伝説に由来するらしい。本当だとしたら現代美術家のクリストみたい。。


ちょっと疲れたのでお気に入りのカフェ「vivement dimanche」でお茶。
名物はオムライスなんだけど今日はバナナのゴーフル。
シナモンとラムで香り付けしたバナナとふんわり食感のゴーフルが絶妙!
マスターの堀内さんこだわりのコーヒーとブラジル音楽でリラックス。





そんな初秋の休日でした。
好きな映画。。
久々に観てみたくなった。

ソフィア・コッポラ(「ヴァージン・スーザイズ」の
監督)の「ロスト・イン・トランスレーション」。


「幸せなはずなのに淋しい時間、人生のたった数日の小さな
刹那さ、でも一生忘れる事のできない時間」

最後に新宿の街のまん中で抱き合う シーンに「肩ごしの風景」
って言葉が浮かんだ。 たぶん主 人公が見た肩ごしの異国の地
TOKYOの雑踏は一生忘れないちょっと切ない映像なんだろうな。。

好きな人とはじめて抱き締めあった時の肩ごしに見える風景。
別れの時、最後に抱き締めあった肩ごしの風景。

涙に曇ってい るかもしれない、
舌を出しているかも知れない、
心臓の鼓動を感じながら見る風景はいつも見ている風景でもきっと違っ
たフレームの中に記憶と共にしまわれている気がする。

「生まれ変わる」=輪廻は、希望への再生。

でもね、インドを旅した時感じた輪廻は絶望からの
開放だった。ガンジス川を流れる死体が物語るもの。

最下層のカーストに生まれた子供の腕や足を切り
落とす、それが生きていくための親の愛情だと聞い
ていた。

行ってみるまで信じられなかった。インドに 立った時、
理解は出来ない事実がそこにあった。
彼らにとって輪廻は絶望からの解脱であった。

子供の頃、僕はムカデの生まれ変わりじゃないか?
と真剣に思っていた。心の底からあの形、生態が
嫌いでたまらなかった。それはきっと過去の自分の
姿だったからだ。そう納得していた。

願わくば、せめて人に生まれたいと思う。
そして、また出会えたらと思う。
タイミングが悪かったんだ。出合うのがもう少し早か
ったら僕達は。。。。。

「生まれ変わったら、きっと愛し合えるね」そう言葉
を交わして別れた人と数年後、偶然雑踏ですれ違う。

「生まれ変わる」そんな漠然とした言葉すら真実の
ように美しく響いた瞬間があった。気休めでもなく
相手に対する敬意と愛情を込めて紡ぎだされた言葉。

感情は時とともに薄れるもの。。

もし、生まれ変われるなら自分に生まれたいと思う?

そう、思えたらとても幸せなことだと思う。
もう戻らないあの幸せなときをもう一度、生まれ変わっても。
そう、思わせてくれた人々や環境に感謝したいと思う。

050127