あっという間に２０１２年もあと３日
１１月から高速スピードで日々が流れるように過ぎていって。
本当に毎日が速いです
さて、全回からまただいぶ時が経ってしまいましたが。
そう、幼稚園に通いだして、
大きな成長を感じています。
保育参観というのがあったのですが、
一緒に登園しているときは、
お友達の歌や合奏を後ろからみていたり、
違うタイミングで楽器を鳴らしていて、
「ノアちゃん、違うよ」
といわれたりしていたので
当日はどうなることやら、とハラハラしていたのです。
劇あそびでは、「三枚のおふだ」という物語を年長さんのみんなが演じて、
ノアは８人のお友達と一緒に栗の木、川の役、山の役などをしていました。
補助の先生もフォローして下さって、
他の子がセリフをいっているときにきちんと舞台の裾で待って入れたり、
お友達と手をつないで移動したり、
そういう姿に驚きました
そして、何より嬉しそうな笑顔。
合奏と歌と詩の朗読では、
１５分間もの間、じっとその場から離れず、
お友達の列に並び、お友達にちょっかいも出さず、
補助の先生もつかないのに立っていられたのです
これには、母の胸は感動でいっぱいでした
なおかつ、先生の指揮をみて、
トトロの「歩こう」の曲にあわせて、
鈴をならして、やめて、また鳴らして～ということができていて、
これまた、本当にびっくりしたのでした
こんな姿を見られるのは、
まだまだ先だと思っていたので。
この日まで生きてきてよかった、と
目頭が熱くなりました
この保育参観はノアにとっても相当思い出深いようで、
家に帰って、何度もビデオをみたがり、
セリフを覚え、歌や詩も口ずさんでいます
絵や工作のレッスンで障がい児を受け入れて下さるクラスのように、
歌や合奏、ダンス、劇のようなものをみんなでできて、
障がい児も受け入れているところがあったら連れて行きたいなあ、
と感じるほど。
また、幼稚園ではかなり自分の行動をコントロールしているな、と感じて、
「ダメ」とか「やめて」という否定形の言葉をいわれても、
手を出さずに我慢できたり、
「わかった」と返事ができたり、
ちゃんと「かして」を大きな声でいえるようになってきています
これは本当に大きな大きな進歩なのです。
ノアにとっては。
ご理解下さった幼稚園の先生方、
お友達、保護者の方には感謝でいっぱいです
とはいえ、
外出先でぱっと手がでてしまったりして、
「はあ」と深いため息をつく日もまだまだあり
１歩進んで２歩下がる、だなあ。
その１歩が確実に前に進んでいるのだ、と信じてまいりたいと思います
今年１年、みなが健康に過ごせたこと、
ご縁のある皆様からご支援、ご協力を賜ったことに、
心から感謝しています
また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
２０１３年がより一層、素晴らしい日々でありますように
よいお年をお迎えください
最後にこの保育参観の日にノアが書いた詩をご紹介させてください。
『希空の喜びの日』
希空は今日の日に生きていることを感謝します
希空は今日この日にいる自分の全てに感謝します
今までの日々の中で
自分のことを嫌いになった日もあった
自分のことを怒った日もあった
自分に自信がなくなり
ここから消えてしまいたいと思った日も沢山あった
でも、ここに今日いることを誇りに感じ
希空は自分に自信をもつことができた
それは、愛する家族とともに
ここにたどり着くまでに歩んだ道があったから
希空の道はまだまだ厳しいことも沢山あるでしょう
でも まだまだ見えないゴールに向かって
希望を忘れずに進んでいくことを誓います
鈴を鳴らすノア
ソラはわんぱく盛り。最近、両手を離してたっちできるように！
