行き詰まってしまったリハビリプログラム。
好きなものはやってくれるのですが、
どうしてもやりたくないものは、
頑として動かなくなってしまった
ここまでのストライキはありませんでした
にっちもさっちもいかないので、
FC（文字盤）で気持ちをきくことにしました。
すると、
『希空はとてもとても沢山のことを考えました。
希空の結論からいうと、今度の再診に行きたいと思っていましたけど、
希空は再診に行くことはできないと感じました。
希空は、これからはホームプログラムで頑張っていきたいと思っています。
なぜ、そのように決断したかというと、
これまでプログラムを続けてきて、
希空が最初に思い描いていたゴールを達成できたからです。
お母さんとお父さんと歩んだこの６年間は、
希空にとっての宝物になりました
希空は宝物を沢山もつことができた６年間だったと思います。
希空は、今度は新しい道をみんなでまた進んでいきたいと思います
光と希望をもって希空達は進んでいきますから、
どうかお母さんとお父さんに安心してほしいと思います。
希空にここまでプログラムを続けることを許してくれて、協力してくれて、
本当にありがとうございました。
希空は、この人生の中で、これからしていくことは
もっともっと沢山のことがあるし、
希空は、特に力をこめてしていきたいことは、
人生の意味を唱えることです。
人生の意味を唱えるとは、
希空の中で使命とされている、
希空の生きる力になるものです
だから、希空は人生の中で必要な時間をそのことに割いていきたいです。
特に希空は人生について悩んでいる方や、
止まってしまっている方に、
人生の意味をもっともっと感じてもらいたいと思っていますし、
希空はそのことに力を注いでいきたいです。
そこにはお母さんとお父さんの協力が必要ですし、
中途半端な気持ちでプログラムをできないし、
希空は人生の中で必要なことをしていくためには、
ここでプログラムの速度と力の注ぎ方を変えていきたいと思っています。
何事もバランスだと思うのですが、
希空はプログラムを上手に活用し、
なおかつ、希空の心と精神が自由と喜びにあふれ、
希空の人格と人生を尊重した毎日を過ごしたいと思いました
また、希空は春からとっているホメオパシーの治療に効果を感じていますし、希空は最近、ＢＲＭという頭のカイロを知り合いの先生から受けました。
希空は、その治療法がとても希空に有効だと思いました。
希空は今、そのように代替医療といわれているものを
試していきたいと思いました。
希空は代替医療といわれている分野は、
まだまだ可能性を秘めていると思います。
人には、自分の力で病や障害を克服していく力があると思っていますので、その代替医療といわれることを
希空の体で試して、その効果を皆さんに伝えていきたいとも思っています。
ドーマン法を続けてきたことは、
希空の人生において不可欠なことでした
それがなければ、今の希空はないし、希空達家族の姿もありません
希空はこの６年間の歩みを心の底から誇りに感じています。
支えて下さったスタッフの皆様、
ボランティアの皆様に、
心から大きな感謝と愛を伝えたいと思います。』
この決意表明に、
最初は戸惑いながらも、
言葉を聞き進んでいくうちに、
ひとつひとつ、心に言葉がすうっと落ちていく感じがして、
そうだね、そうだね。
６年間、よくがんばったよね、私達
新しい道に進んでもいいんだよね。
と、深く納得した次第でした。
だって、本当にがんばった６年間でしたから。
今までの人生で一番、情熱を注いで過ごした毎日だったと思います。
多くのことを学んだ６年間だったと思います。
それを糧に、
新たな生活のスタートをきりたいと思います
本当に大きな区切りになった６歳の誕生日
脳の成長が著しい６歳までは、一生懸命続けてあげたい、と
思っていた私の心を、
きっと汲みとっての決意表明だったのかもしれません。
これを読んで下さっているリハビリプログラムに
ご協力頂いた皆様には、心から厚く御礼申し上げます。
これからは、ゆっくりとしたペースで、
無理をせず、できるものを続けて行きながら、
新しい道を進みたいと思います。
あふれる感謝をこめて。
