最近、こちらのブログやmixiなどなどを通して、
お子さんが障がいをもっていらっしゃるお母様から、
立て続けにメッセージを頂きました。
どのお母様もお子さんのことを真剣に考え、想い、悩んでいらっしゃり、
それでも、どこかに希望を見出そうとしていらっしゃいます
私も、とてもとても苦しい時期があり、
日々、悩んだり、
暗いトンネルから抜け出せないような、
そんな気持ちはとてもよくわかるので、
お力になれることがあれば、と
できる限りのアドバイスやお話をさせて頂いています。
今でも、もちろん、悩み、凹むこともありますが、
ノアが歩き、話せるようになり、
文字盤を通して、沢山の宝物のような言葉を聞くことができるのは、
母親として、「幸せ」だと感じます。
さらに、ソラという存在が、
私達、家族にやってきてくれて、
ソラがいることによって、
とても穏やかな気持ちになれ、
その笑顔や笑い声は大きな希望をもたらしてくれます
先日、池川先生も携わっているご本で、
『自分をえらんで生まれてきたよ』
(いんやく りお・サンマーク出版)
を読みました。
りおくんは、心臓と肺に病気をもっていて、
3歳でペースメーカーを埋め込み、
10歳でカテーテルアブレーション術をおこなっていて、
そのりおくんが話す胎内記憶の言葉たちがこちらです
「ぼくは、病気を選んで、生まれてきた。」
「喘息になるのは、決めてきた。
だって、治すのがおもしろいからね。ママ、ごめんね。」
「ぼくが病気で生まれたのは、
病気で生まれる子や、お母さんたちを励ますためだ。」
「心は、神さまのかけらで、体は地球のかけらだよ」
「人は、たいせつなことを知るために地球に来た」
「しんどいことも、幸せなんだってことがわかるために、
地上に下りてきたんだよ。」
「人は、幸せを贈りあうために、生きている。
助けあって、幸せを贈りあうために、生きている。」
この本の中に、お母さまの言葉も載っていて、
悲しみを通して、光のあたたかさに気づくことができるなら
痛みを通して、人と人が手をつなぐことができるなら、
その体験は、人生を豊かにしてくれると思います。
と書いてあり、本当にそうだなあ、と思いました。
そして、りおくんの病気のことを、
“ちょっと風変わりなプレゼント”“おみやげ”
という言葉で表現されていたのも印象的でした。
それから、りおくんもお母さんの心を読む、と書いてありましたが、
ノアもそうなんです(;^_^A
たまにびっくりします。。。。
1年ほど前、りおくんのお母様とメールのやりとりをさせて頂いたことがあり、
(奇遇なことに、私と同じお名前で紀子さん(^-^)/)
りおくんが、『希空のそら』の漫画を読んで、
とても感動してくれたそうで、
付箋までつけて
「この本は、人の心を動かす」「すばらしい」「がんばれ父母!」
「きせき!」「この話、大好き!」「広げよう、ゆめを!」などなど書いてくれていたそうです
りおくんのように病気をもって生まれた子、
ノアのように障がいをもって生まれた子の
ご両親、特にお母さんは例外なく、自分を責めると思います。
「健康に生んであげられなかった」
「普通に生んであげられなかった」
と。。。。。
でも、りおくんやノアのように、
自ら選んできたのかもしれない。
そんな勇敢な魂をもった子なのかもしれない。
そして、その勇敢な魂をもった子に選ばれたのだから、
しっかりと胸をはって、母親としてできることをしてあげたい。
少なくとも、子ども達は、
自分のことでお母さんが自分を責め、
悲しんでいる顔をみることを望んではいないと思います。
どんなときでも、自分のことよりも、
お母さんの幸せと笑顔を望んでいると思います。
だから、
そんな勇敢な魂をもった子ども達と、
その子どもを支えるお母さん、お父さんが、
笑顔で明るく、胸をはって生きていくことができる社会であってほしいと、
心から願います