なかなか更新できず、
気づくと8月も半ばすぎえっ

前回、ドーマンの再診でのお話を
しましたが、その続きをあせる

スタッフに呼ばれるまでの
待ち時間の話です。

もう長くドーマンプログラムを行っている先輩ご家族と、
お嬢さんのSちゃんと
お話をしていました。
SちゃんもFCを使います。
その日、Sちゃんは自分のお小遣いを
つかい、ノアにお揃いのキーホルダーを買って、プレゼントしてくれましたラブラブ
お揃いの何かをもっていたら、
頑張る力になると思ってキラキラと。

嬉しいお気持ちと
可愛いクマのキーホルダーを受け取り、ノアがお礼をいうかな、と、
FCを差し出しました。

『ノアはとても嬉しいです。
どうもありがとうございますドキドキ
ノアは今日はプログラムの先輩で、
人生の先輩であるSちゃんに
教えて欲しいことがあります。
今、お話をしていていいですか?』

Sちゃん親子は快く耳を傾けて下さいました。

『ノアは自分で障害を選んで生まれてきたけど、
リハビリプログラムも頑張っているし、成果も感じているけど、
たまに自分のことが嫌で嫌で
たまらなくなります。
それは、ノアが落ち着きがなく、
人混みで大きな声をだしたり、
マナー違反をしたりして、
お父さんやお母さんを
困らせるときです。
ノアはもっと
お姉ちゃんになりたいのに、
ノアの体はそれを許してくれません。
そんなとき、ノアは自分が
恥ずかしくて、情けなくて、
なんでこんな自分を選んだのか
わからなくなります。
Sちゃん、何かアドバイスをください』

と人生相談をしたノアでした。
障害児の気持ちをよくご存知の
Sちゃんのお母様もうっすら涙を
浮かべていました。
Sちゃんは、

『そうだよね。私も今でこそ、
自分のために頑張ろうと思って、
リハビリプログラムをしているけど、
ノアちゃんくらいのときは、
クソババアと思いながら、
毎日プログラムをしていたよ。
でも、やっぱり一歩一歩、
小さくても進んでいくしかないから、
大変だけど、頑張ろうね』

とアドバイスしてくれましたにひひひらめき電球

私も日頃、ノアと生活していると、
しんどくて、悲観的になるときが
あります。
運動面は伸びてきて、
見た目には障害児だとわかりにくい
ノアですが、
自分の体が勝手に動くと本人が
いうように、
電車で他の人の荷物や体に触ったり、
他の人が食べてる食べ物が
どうしても欲しくなり、
手をだしてしまったり、
危ないところ、おとなしくしていなきゃいけないところで、
走り出したり、大きな声が出てしまったりガーンしょぼんえっ

その度に見知らぬ方に謝り、
肩身の狭い思いをして、
帰ってくるとぐったり、という日が
ありますダウン

ノアが自分の障害を選んだというなら、その母になることを
私自身がきっと選んだのだろう、
と思いますが、
やはり空の上で決めたことを
この世で全うしていくのは、
簡単なことではないのですよねあせる
ノアがそういってるのですから。
これは、やはり人生一生をかけて、
学んでいくことなのでしょう。
と感じる日々ですDASH!