ナイミンが、アルミンの次に推しだった「ハンジ・ゾエ」。
ハンジの何が好きかって、そりゃも~「少女時代が、まったく想像出来ない」ところ…。
ミカサの少女時代は実際出てくるし、アニもあるし、ピークもなんとなく想像つくし、クリスタも(104期生の)ユミルも想像つく。
だがしかし…
ハンジよ…。キミの少女時代は、一体どんなだったろうとあの大空に語りかけてみる。(…なんか言い回しが詩人っぽくなってもた…)
ハンジが愛を捧げた(?)巨人との出逢いは、壁を超える巨人の到来が超大型巨人に限られる以上、調査兵団に入った後と考えられる。
その時、いきなり巨人に惹かれたのだろうか?
まるで運命の糸を紡ぐ大いなる歯車のように、引き寄せられたのだろうか?(だからその言い回しやめれって…)
幼い頃、スカートをヒラヒラさせていたキミがどうしても想像出来ない…。
巨人に捧げる愛が…多少…いや、かなり?…異次元レベルになっているのを想像するに、もしかしてキミが少女の頃には、昆虫捕まえては足を引っこ抜いたり、蛙を捕まえてはストローをツッコんで息吹き込んで腹を膨らませていたンではないかと気になって仕方ない…。←(PG12)
ナイミンはシーズン4に入ってから、いきなりキミの笑顔がなくなっていたのが心配で仕方なかった。
エルヴィンという超ウルトラカリスマ性のあるリーダーの後を継ぐのは、荷が重かったことだろう。エレンというヤンチャ者がいたのも大変だったことだろう。
日本が開国したレベルをぶっ飛んで、いきなり眼前に世界が広がり、しかも世界から憎まれている状況をあからさまに知って、民衆を守るために何を伝え、何を隠さなければならないかを模索しなければならなくなった時、どれほどの加重がのしかかったことか。(この展開を考えた諫山先生、天才通り越して宇宙才。←謎発言。)
リヴァイと巨大樹の森で逃げ延びようと思うのも、本当に合点がいく。
でも、キミはそうしなかった。
フロックが飛行艇の燃料タンクに銃弾で穴を開けさえしなければ、キミは生きていただろうに…。
原作で読んだ時から、この場面をアニメで観るのが怖くて仕方なかった…。
海外リアクターの中にはフロックに激怒!の言葉を浴びせる人もいる中で、キミはフロックに理解を示そうとした。
その姿勢が、本当に大好きだ。
炎に包まれつつも巨人に突っ込んでいくキミの姿は、弁慶さながらだった。
最終的には雷槍の爆発により、苦しまずに旅立てたことが救い…いや、それは救いにすらならない。
一番の救いは、エルヴィン達に会えたこと。
この場面がなかったら、ナイミンはたぶん廃人になっていたと思う…。
ハンジよ、永遠に…。
仲間達と安らかに眠れ。