〇アイドリングコーナー
こんばんは。Seiji-loveです。昨日は、十三夜でした。秋も深まって、急に寒くなって参りました。先週とある居酒屋に行く機会があり、世間話を聞きました。一見すると、繁盛して客足が戻っているように見えました。しかし、「全然」という声も聞きました。私はそれを聞いて「言葉を失いました」。新型コロナウイルス禍の2年目となり、経済衰退も想像以上に深刻だと思います。話は飛躍しますが、財務省の事務次官が「バラマキ合戦」と揶揄しました。私は「財政健全化」には、賛成ですが、100年に1度と言われるパンデミックの中でも財政健全化を議論する必要はないと思います。経済のワクチンは残念ながらありません。今日公示された衆議院総選挙では、経済的議論をやってほしいと思います。
今夜のブログは、衆議院選挙告示スペシャルです。今夜は、各党の訴えることを中心にお伝えします。なお、公選法に基づき、公平・公正を期すため前半は分析はしません。
項目です。前半は、各党の訴えることです。後半は、今回の構図と見どころについて解説したいと思います。
〇各党の主張(参考:NHKサイト・一部加工し作成)
自民党です。岸田総理(総裁)は今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「今回の選挙は皆さん一人一人が皆さんの未来や、日本の未来を選ぶ大変重要な選挙です。新しい資本主義として、成長と分配の好循環を日本において実現することによって、私たちは新しい日本の未来を切り開いていくこう」と訴えていくことにしています。
公明党です。山口代表は今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「日本再生へ新たな挑戦を掲げて戦っていきます。日本の将来を担う子どもたち、若い皆さんを応援するために、『未来応援給付』を提案している。0歳から18歳、高校3年生の年代まで1人一律10万円相当の給付を行う。連立政権に公明党がいることが大切だ」と訴えることにしています。
立憲民主党です。枝野代表は今回の選挙で次のことを訴えるにしています。「アベノミクスと称する経済政策で一部の大企業などは大きく潤ったが、日本の経済は成長していない。所得の再分配をし、分厚い中間層を取り戻し、格差を小さくしていくことこそが何よりもの経済対策です。まっとうな政治を取り戻そう」と訴えることにしています。
共産党です。志位委員長は今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「格差と貧困をひどくし、『コロナ失政』で多くの犠牲を出した『安倍・菅政権』を引き継ぐ、岸田政権に任せるわけにはいきません。みんなで力を合わせて今こそ、政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権を作りましょう」と訴えることにしています。
日本維新の会です。松井代表は、今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「分配しようと思えば、まず改革をやる。分配するための財源をどうするか。まず、今までの税金の使い方でおかしなむだなところにメスを入れていく。納税者からみて全く納得できない税金の使い方を見直して、そこで財源を確保します」と訴えることにしています。
国民民主党です。玉木代表は今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「傷ついた2つの大切なものを取り戻す選挙です。1つはコロナで傷ついた経済や生活や社会を立て直すことです。2つ目にわれわれが回復しなければならないのは政治に対する信頼だ。うそや偽りのない正直な政治を取り戻そうではないでしょうか」と訴えることにします。
れいわ新選組です。山本代表は、今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「コロナが来る前から、この国はすでに地盤沈下した経済の中、多くの人々が苦しんでいます。積極的財政を推し進めたいと考えており、その中の1つとして消費税は廃止です」と訴えることにしています。
社民党です。福島党首は、今回の選挙で次のことを訴えることにしています。「自民党のコロナ対策はあまりに後手後手、あまりにケチケチ、あまりにとんちんかんではないでしょうか。社民党は生存のための政権交代の実現を」訴えることにしています。
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」です。立花党首は今回の選挙で次のことを訴えることしてます。「NHK受信料は税金ではなく公共料金で、制度をもっと公平にするにはスクランブル放送を実現するしかない。変えるには政治の力が必要だ」と訴えることにしています。
〇今回の選挙の注目点
第49回衆議院議員選挙は、今日公示されました。今回の選挙は、世界的なパンデミック以降初の大規模国政選挙です。選挙戦では、新型コロナウイルス・経済対策・外交・安全保障を中心に論戦が交わされる見込みです。注目点は、自民党が現有の276議席からどの程度減らすのかです。また、自・公で絶対安定多数の261議席を維持できるかどうかが最大の焦点だと思います。
〇編集後記・お知らせコーナ
編集後記はお休みとさせていただきます。
10月25日 月刊福祉情報
10月31日 衆議院議員選挙開票速報