〇アイドリングコーナー

こんばんは。Seiji-loveです。先日の速報ブログのシナリオが崩れました。今夜のブログは、政局分析を中心に行って行きます。

その前に、今後のブログについてお知らせします。以前、10月末をもって2ヶ月間の活動休止を報告致しました。今後の政治日程等を加味し、活動休止は致しません。前言撤回のようになったことをお詫び申し上げます。ここ数週間、「活動休止」という期間が近づく中で迷いが大きくなり活動休止する「寂しさ」の方が強くなり、先週末にいろいろな社会情勢を加味する中で、こういう決断になりました。しかしながら、ブログのブランド作りも同時にやっていき1月からの再出発を目指してまいりたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

 今夜のブログは、「今月先読み」&「自民党総裁選」についてです。今夜の項目は、1つ目は、最新ニュースです。2つ目は、今月の予定です。3つ目は、菅総理退陣について私の考察も含めて分析レポートします。4つ目は、自民党総裁選と今後の政治・政局の行方についてです。

 

〇最新情報※令和3年9月6日時点

 新型コロナウイルスは、ピークアウトと見られます。しかしながら、未だに高止まり状態になっております。緊急事態宣言が、今度の日曜日に期限が来る予定で、週内に基本的対処方針分科会で決める見込みです。政府筋によれば、1都3県と中京・関西圏は2~3週間の延長が検討されています。これに関連して宮城県の村井知事は「緊急事態宣言からすべて解除ではなく、蔓延防止等重点措置に移行する」と発言していました。

 

〇今月予定

9月8日 共産党第3回中央委員会総会

9月12日 三重県知事選挙投開票・21都道府県緊急事態宣言+12県の蔓延防止等重点が期限・大相撲秋場所初日(両国・~26日)

9月16日 菅政権1年

9月17日 自民党総裁選告示

9月19日 岡山市長選挙告示(10月3日投開票)

9月24日 二階派パーティー

9月29日 自民党総裁選投開票

9月30日 菅総理(総裁)の任期満了

 

〇菅総理退陣へ

 先週末の自民党役員会で菅総理が急転直下で辞意表明をしました。真相については、まだ正式な記者会見をしていないため分かりません。菅総理の周辺情報によれば、「役員人事・衆議院解散をセットで考えていた総理は、党内から衆議院解散を批判され撤回せざるを得ない状況になっての人事に八方ふさがりだったのではないか」と分析されています。さらに、政治評論家によれば、「木曜の深夜から金曜の朝に決められた」と言われています。私がこれらを基に分析する限り、先週の人事や衆議院解散の情報はこのために出されていたと思います。菅総理は、もともとは衆議院解散後に総裁選無投票再選を想定しており、8月下旬の横浜市長選に負けたあたりから出ないということを考えていたのではないかと思います。ここで、疑問に思うのは「情報をなぜ出したのか」です。この2発を撃てれば、形勢逆転もあると仮定した菅総理周辺は、作戦に出たと推察しています。
 

〇自民党総裁選・今後の政治について

 総理退陣に伴い、自民党総裁は一気に動きが加速してきています。今のところ、岸田文雄前政調会長が立候補表明しているほか、河野太郎規制改革担当相・高市早苗前総務大臣が立候補の意思を固めています。一方で、野田聖子自民党幹事長代行は、立候補に意欲を示していますが推薦人20人の確保できるかどうかです。また、石破茂元幹事長は立候補に消極的でありながらもNHKの「クローズアップ現代+」で、「推薦人のめどはついた」としていて近日中にも態度を決めることと見られます。

 今後の政治全体についてです。衆議院解散は、来月中旬になり11月に選挙があると見られます。注目点は下記の4つです。

(1)  ポスト菅は誰に

(2)  菅総理退陣会見はいつに

(3)  衆議院解散と補正予算のスケジュールは

(4)  野党の候補者調整は

この4点です。今後の政治日程です。

10月第1週 臨時国会・首班指名選挙・組閣

10月第2週 所信表明演説・代表質問・解散or補正予算成立後の解散となります。

可能性としては、補正予算成立後に解散することもあり得ると思います。理由としては、新政権のご祝儀相場だけで戦えるかというと、そこには疑問があると思います。経済対策としての補正予算がある意味、選挙対策にもなり新型コロナウイルス後のスタートダッシュにも有効ではないかと思います。

 

〇編集後記・お知らせコーナ

 編集後記はお休みとさせていただきます。

 

9月13日 政治研究~野党の行く末~

9月20日 永田町最新分析~秋政局開幕スペシャル~

9月27日 月刊福祉情報