宮城県へ行って来ました2 | ラブクイリング

ラブクイリング

ペーパークイリングを通して東日本大震災被災地の支援を行っています。

昨年一年間を掛け、ラブクイリングで貯めたお金を今回はNPOカタリバさんへ寄付することにしました。https://www.katariba.or.jp/sprit/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=001_%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%90%2F%E5%8D%98&utm_term=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%83%90

募金先を探すにあたり

①1番は被災地の子ども達の役に立つ使い方をして頂けるところ。

②ただ銀行に振込むのではなく、実際の活動を見せて頂けるところ

ということに重点を置き、色々と探した結果、こちらへ寄付することを決めました。


NPOカタリバは、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」を運営しています。
宮城県女川町と岩手県大槌町で、津波で家を流され狭い仮設住宅に住むなど、学ぶ場を奪われた子どもたちに、学習指導と震災で傷ついた心のケアを行ってこられたそうです。

今回私たちは女川町の女川向学館へ伺いました。
女川向学館は、以前小学校だった女川第一小学校の校舎を使って行われています。



 
校舎にはまだいたるところに震災の傷跡が見えます。
もちろん、壊れる心配はないそうなんですが、とても痛々しいです。




見学をさせて頂いたのは、低学年の授業でした。
3~4人一組で机を合わせた島を作り、最初にやっていたのは、ブロックを使ったクイズのようなもの。
とても、先生のテンポがよく、子ども達も元気にとても賑やかに答えています。

次に始まったのはマス目に書かれた文字を写す作業。
それが始まると、先ほどの賑やかさが嘘のように皆一言も喋らず真剣そのもの。

その中を一つの島に一人ずつ付いている先生方がマルや花マルを付けて行きます。
作業が終わると、島ごとに美しく書けた人、姿勢が良かった人、早く書けた人、丁寧に書けた人、が選ばれて拍手されます。
選ばれると、とても嬉しそう。

そして、次は、10マス計算?

10分くらいずつ違う勉強をしているみたい。

最初、ここを始めた時は皆落ち着きがなく、騒いでいる子供達を静かにさせようと、苦労していたそうです。
でも、騒いでもいい時間を作ることで、静かにすることも出来るようになったらしい。


月謝というものはなく、復興支援と寄付によって運営されてきたのですが、国からの復興支援の形態も色々と変化するようで、大変そうでした。


先生方は皆若く、元々女川町に住んでいたというより、このために女川町へきたという先生も多く見られました。

若い方達が頑張っている姿には本当に心打たれます。

そして、もう直ぐ高校受験を控えている子供達もたくさん来ていて、皆、真剣に勉強に取り組んでいました。


今回、皆さんと一緒に集めた金額は92490円でした。

そのうちの92000円をカタリバさんに寄付をしました。





また、クイリングや私の仕事であるマクラメの話をしましたら、そんな特別授業が出来るといいなぁ~なんてお話しもしてきました。

実は今回、時間がなくてできなかったのですが、ヘンプのブレスレットのWSが出来ないかなと思ってたくさんの紐とガラスを持って行ってたのです。
そんな関わり方も出来たらいいなぁ~と子ども達を見ていて思いました。



私たちラブクイリングは、被災地の皆さんが健やかに毎日を過ごされることをいつも心に願っています。