ある日のこと。
私は亮を呼びに行こうと教室へ入ろうとした。
だけど、私の手はピタリと止まった。
中から、ボソボソと話し声が聞こえた。
私はドアを少しだけあけて、中の様子を必死で探った。
そこにいたのは亮と.....
親友の大里 莉奈(おおざと りな)だった。
「りな...?」
私は2人だけの教室をただただ見ていた。
「亮。うちは....亮の事が..........好き...」
私は莉奈の言葉を聞いて、驚いた。
まさか、莉奈が....
亮の反応は...?
「.....大里。俺も、お前のこと、好きだ」
ためらう様子もなく、亮はそう言った。
私は、そんな言葉が出てくると思わず、立ちつくした。
亮と私は付き合っていたんじゃなかったの?
亮の気持は全部嘘だったの?
私一人だけ舞い上がってたの?
嘘だと信じたい。
嘘だと言ってほしかった。
私はショックのあまりその場から逃げだすように去った。
3.終わり
