先日、勤務する中学で合唱コンクールがあったの。
私が担当する不登校の男の子
「合唱コンクールは見学しに行こうかな」
と言っていたので
朝迎えにいったんだけど、、、
ほんのちょっと表情に元気が無く見えた。
「制服のワイシャツが見当たらない」
とか
空を見上げて
「天気が、、、」
と言っていたので、
「心が重くなっちゃった?」
と聞くと頷いたんだ。
なので
「じゃあ、今日は止めとく?」
「別に無理する必要ないよ」
と言ってみたの。
そしたら
「じゃあ今日は止めとこうかな」
と。
そして笑顔になった(*^^*)
いいのよ、私に遠慮はいらないし、
自分の好きなようにすればいいの♪♪♪
なので少しお喋りしてから
「じゃあまた来るね〜(^ν^)」
とおいとましたわ( ^ω^ )
多分、私になんて言って断ろうって
いっぱい考えてたんだろうな。
行かなくていいってなって
凄くほっとしただろうな。
そんなの気にしなくていいんだから、、、
今まで通り顔だけ見せてくれて
ちょこっと楽しくお喋りできれば嬉しいんだ!
そんな気持ちを
しっかり伝えていこう。
で、彼が行かなくなった合唱コンクール。
私はその子の学年を見学しました〜♪
みんな上手!
ずっと練習頑張ったんだもんね!
知らない子ばっかりだけど
何度も感動して泣きそうになったわ、、、
でもその感動の涙とは裏腹に
違う涙も出そうになったの。
こうやってみんなで頑張ることが苦手な子も
きっとこの中にいるんだろうな、って思って。
そして不登校の子も
家で「今日は合唱コンクールか、、、」
「みんな盛り上がってるんだろうな、、、」
なんて思ってるのかな、って考えたら
胸が痛かった。
我が子の不登校がなかったら
学校行事をただただ楽しいものと
思っていただろうな〜(⌒-⌒; )
当たり前だけど
みんなそれぞれいろんな想いを抱えて生きていることを
改めて気づいた合唱コンクールでした。