私の母は現在74歳。
世間から見たら十分おばあちゃんなんだろうけど、毎週体操教室に通ったり娘(小6)が使わなくなったWiiでテニスやゴルフをやったりと私なんかよりもずっと元気♪
そんな母だけど、実は天蓋孤独。
父も小さい時に両親を亡くしているために、私にはおじいちゃんもおばあちゃんもいないの(^▽^;)
そんな母は小さい頃から自分の力で生きてきた人なんだ。
中学を卒業してすぐに住み込みで美容室の見習いとして働いて、家族もいなくてさぞかし淋しかっただろうな…
それでも一生懸命働いて美容師の免許をとって自分で生活してきたから、お金の大切さを誰よりも分かってる。
だから、私も子どもの頃から質素に育てられたんだ~。
さっきその母とうちの息子(中3)の受験のことで話していて、お金の話になったの。
「これからもっとお金がかかるよね…」なんて愚痴ってたんだけど、私はブランド品なんかに興味ない性格でよかったわ、なんて何気なく言ったら…
「お母さんはブランド品は生涯身につけないって神様に誓ったから…」なんて母が言うからビックリしちゃった!
母は家族に恵まれなかったから、神様に「ブランド品なんか絶対に身につけたりしませんから、普通の幸せをください」って願掛けしたんだって。
それを途中で破ったらバチがあたりそうで、今でもその誓いを守ってるんだって…。
私はテッキリ、母はブランドなんて知らない人間なのかと思ってんだけど、そうじゃなかったんだね。
昔から母は信心深いところがあって、こんな夢を見たから車には気をつけてとか、おみくじが大吉で返って怖いから神棚に上げとくとか、逆にこっちが怖くなるような事を言い出すことがあったんだ(汗)
だからその願掛けも、母にとってはとっても大切な神様との約束なんだろうな。
それを聞いて、「神様じゃなくて私が幸せにしてあげるからさ」って言ってあげたかったけど、なんか照れくさくて言えなかった(-。-;)