救急搬送された主人の顔を見てほっとしたのも束の間、ドラマ「コウノドリノ」のシノリンのようなDr.から、
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(コウノドリノより拝借)

「ご主人は、今、脳梗塞の疑いがあります。

搬送されてから今まで、その症状が出たり、消えたりを繰り返しています。

このままこの症状が消えればいいのですが、消えない場合は、脳梗塞と断定されます。

脳梗塞、わかりやすく言うと長嶋監督。

この症状が消えるかどうかは、わかりません。

とにかく、この24時間が重要で、しっかり診ていく必要があります。」 

えっ!?脳梗塞!?長嶋監督!?・・・

怖い単語を次々と浴びせられ、涙ポロポロ。

「ですので、入院が必要ですが、当病院に完全個室です。1日3万円ですが、このまま入院手続きとられますか?」

病状の話しから、一転、お金の話。(・_・;

「あ、はい。お願いします。」

もうDr.のことばは頭に入らず、「長嶋監督」ということばがだけがリフレインされました。

片麻痺、言語障害、様々な後遺症・・・?

主人とは普通に会話できましたが、何度も何度も、看護師さんが、光で眼を見たり、両手や両足をあげさせたりと、普通でない雰囲気。

すぐに、入院手続きに窓口に行くと、淡々と事務的に入院の「お金」についての説明がありました。

「明後日までに保証金20万ご用意ください。
入院は、0時が起点となりますので、例えば一泊2日の場合、2日分での算定となります。
保証人も必要となり、この用紙に保証人の署名・捺印して・・・」
とずっとお金の話し。Σ(゚д゚lll)驚

ぼーっと聞いているわたしは、
ただ、ただ、回復を祈るばかりでした。