週末恒例の温泉は、私の那須の師匠H氏 を通して、お知り合いになれた
那須の歴史に精通され、特に那須温泉のことならこのお方!というくらい有名な
「温泉の達人」(・・・勝手にそう呼んでいます)=阿久津勉氏がオーナーをされる
お宿に行ってきました。
元湯・鹿の湯を源泉とする硫黄泉。
う~ん。この硫黄の匂いが、食欲ならぬ、「温泉欲」をそそります(笑)
大浴場ではなく、こじんまりとした岩風呂の雰囲気がとってもいい感じです。
時間帯がよかったのか、誰も入湯されていないので貸切状態。^^
左側の小さな浴槽は、打たせ湯ですが、今の寒い時期は、湯温調整のため、
打たせ湯は出ていませんでした。
私が気に入ったのは、腰湯(半身浴)↓↓
「湯船にただよう表面のやわらかな湯気を吸いながら入浴すると、心身の芯から
じっくりと温まります。
心臓および気管支疾患・高血圧の方にやさしい入浴法」と記載されていました。
朝から体調が悪く、激しく咳き込んでいた私は、表示通り、ゆっくりと鼻や口から
湯気を吸ったりしながら、のんびりと入浴。
両側の壁にもたれてみたり、奥の方は一段低くなっているため、そこで
肩までつかってみたり、あとは、浴槽に横たわって、寝湯・・・。
最高~~極楽です★
体の芯から温まり、なんと!・・・咳がピタリと止まりした!♪♪
↑お決まりの温泉分析書を撮影。
ちょっと前に出ていた主人が、旅館においてあった「那須温泉史」をめくりながら、
「これすごいなぁ~」と見入っていました。
その「那須温泉史」の執筆者のおひとりが阿久津さん!である旨を伝えたら、
感動する主人。そこに阿久津氏ご登場。^^
お茶を頂きながら、那須のことをまたいろいろと教えていただきました。
いつも朗らかにお話ししてくださる温厚なお人柄。
那須温泉の変遷を詳しく教えて下さり、中には「え~っ」と驚くようなこともあり、
目からウロコ・・・那須の魅力に引き込まれます。
那須に来て、人生とはかくあるべし・・・・と感動させられる人間力のすばらしい方と
多く知り合えて本当に幸せなことだなぁと思います。
おまけ・・・。
温泉に浸かり、いいお話を聞かせて頂き、すっかり元気になったので、
「とんかつ食べに行こう!」と、高速道路を走って、白河の「とん亭」へ。