断捨離して

 

本をごそっと捨てたりするのですが

 

その度に

 

「これだけは残しておく。」

 

という本があります。

 

 

今回の断捨離では

さらに思い切って本を捨てました。

 

 

大好きな村上春樹も手放したよ。

吉本ばななも。

スプリチュアル本も多数。

 

 

後ろ髪をひかれるレベルの本を

ボンボン手放したのですが

 

それでも

 

「これだけは・・・」が残りました。

 

 

 

 

私は たぶん本フェチ。

 

 

 

自己啓発の本は だいたい読みあさっていました。

読むことが もはや趣味。

 

買って読んだり 図書館で借りて読んだり。

 

総数でいったら どれくらいだろ?

 

2000冊はゆうに超えてると思います。

 

 

 

いろんな人の本を読むと

 

「あのことは このことを指しているのかな?」

 

というように 理解に役立ったりします。

 

 

 

そんな本フェチに 

私のもとに残った本の一冊が

 

 

 

『マスターの教え』

 

 

という本です。

 

 

今 アマゾンのkindle unlimited会員だと

なんと無料で読めるらしい。

 

 

すごい! すごすぎる!!!

 

 

 

会員さんは ぜひ!

そうでない人も この機会に 是非!w

 

 

 

 

知って読み始めた当初は 

 

マスターといっても

 

「(バーの)マスターの教え』

 

というイメージが拭えませんでした。

 

 

 

本当に薄い本で

 

 

もはや

 

『行間を読め』

 

 

という本なんです。

 

 

何十回 何百回読む本という印象を

バシバシだしてる本です。

 

 

 

 

 

その中に 断捨離的な文章がありました。

 

 

 

あなたの心は、何年にもわたって、

何千という不必要な家具や絵画や

装飾品、その他のがらくたが積もり積って、

そこらじゅうにちらばり、

あらゆる場所に

山積みしている家にたとえることができます。

 

その結果、家の外側はきれいに見えるのに、

家の中は混乱と無秩序でめちゃめちゃになっています。

 

そのような状態では、何事をなそうとも不可能です。

 

ある一つの目標に向かって進もうとすれば、

別のものにつまずいてしまい、

目的に到達することができません。

 

ですから、まず第一にしなければならないことは、

あなたが成功するために

 

どうしても必要な家具のほかは、

一切、処分してしまうことです。

 

 

 

断捨離してると

 

「これ わかるわぁ〜〜。」

 

って 言いたくなりますw

 

 

 

どんなにすばらしい情報や素材でも

 

使わなければ

 

自分にとって重たいものになってしまう。

 

 

そこにあっても

あるだけで 

 

目を通してない

 

使ってない

 

ということは 

当の本人が一番わかっているようです。

 

 

 

 

本をたくさんもっていても

読み返す本っていったい何冊ぐらいあるだろう?

 

その本を どれだけ自分の血肉になるほど

読み返しただろう?

 

 

 

 

そして もう読んでいなかったり

目を通してもいないものは

 

ウズ高く 自分の頭の中にも

知らぬ間にストックされてしまって

つまづく原因になるのです。

 

 

 

もう使わないものを

溜めて置いておくということは

 

もしかしたら

 

既存のもったいないよりも

 

もっともっと

もったいないことを指しているのかも。

 

 

 

勉強していた 価値あるものを手放すとき

 

私は密かに決めたことがありました。

 

 

 

それは 勉強しているその最中に

全力で それに集中しよう。

 

 

というものでした。

 

 

私は それを勉強していたとき

 

 

真剣じゃなかったり

 

「これちょっと違うかも。」

 

と思いながら続けていたり

 

「まぁ、あとでゆっくりやろう。」

 

と言う気持ちがでていました。

 

 

 

それに向き合ってるとき

 

それがそれの最大限の旬であって

 

先の未来に

「いつか」それが役立つときのことを

見越して 保険のようになんとなく手にしてるのは

ちょっとよこしまな発想だったな

 

と思いました。

 

 

なんともいえない想いと向き合いながら

価値あるものを手放した経験は

こういうことを教えてくれていました。

 

 

もう、今 この瞬間に全力で!!

 

 

そう思わせてくれる貴重な体験でした。

 

 

読んでくださってありがとうございます。