tは本当に私に優しくしてくれる


私のために一生懸命で純粋に私のことを想ってくれて・・・


そんな彼がどうしようもなく愛しく思えた


でも急にtがいなくなってとっても不安になった


私おいてかれちゃったのかなぁ??


tは私に気使いすぎてもう疲れちゃったのかと思った


私は半分泣きそうになって


それでもtが戻ってくるって信じて待ってた


そしたら後ろから声がしたんだ


「待たせてごめんっっ」


tの声だった


私は一気に安心して


目から一粒の涙がこぼれた


「えっ?どうしたの??泣いてるの???」


tが心配そうにきいてくる


「・・・・・ぃてない」


「え?俺がいない間になんかあった?」


「なんもないよ。泣いてないし!!」


私は涙をこぼしながら笑顔で言った


「やっぱ泣いてんじゃん」


「tが急にいなくなるからでしょ!!」


「・・・わりー 不安にさせた?俺、最低だな」


「違う!tが優しすぎるから不安になったの」


「どういうこと?」


「tはいつもあみに優しすぎて自分よりあみのこと優先するでしょ?

 だからつかれちゃったんじゃないかっておもったの」


「はぁ?そんなわけないじゃん 俺、お前のことまぢで好きだから」


「じゃあさ、もっと素直に思ったこと言ってよ?

自分のことも大切にしてよ?

あみだってtのこと好き

だからあみにも頼っていいんだよ?」


「/// そんな風に思ってくれてたなんて知らなかったw

 うれしいな♪ ありがとう」


「はずかしい///」


「でもやっぱりあみは俺にほれたな」


「ほれてないし!」


「さっき俺のこと好きって言ったのはだれだ?」


「し、知らないっ」



この日またちょっと2人の距離が縮まった気がした


映画見てプリクラとって


ケータイに一緒にプリクラはって・・・


もう完璧なカップルになってしまいました


これでいいんだよね??




「ごめんっ 待った?」

またtを待たせちゃった

「大丈夫^^」

でもtはいつでも優しいね

tの笑顔をみて安心する

10:00に待ち合わせっていわれたのに

7:00から準備は始めてたんだ

でも私ってホント優柔不断だから

洋服がなかなか決まらなくて

結局10:00に家をでるという・・・

つまり遅刻しちゃったんだ

初デートハートだっていうのに

最低だよね。

それなのに洋服が決まらなくてってtに言ったら

「すっげーうれしい」

なんて言ってきたんだよ


意味が分からずに

「何で?」

って聞くと


「俺のためにオシャレしようと悩んでくれたんでしょ?」


だって!!

おもわず顔が真っ赤になった

だってそんなことそんなにストレートに


いわなくてもいいのに・・

照れちゃうじゃん

「まぁ・・・ね」


自分でも気づかないうちに私の心は

tに惹かれている

おかしいな

ついこないだまでは

k一筋でk以上に好きになれる人なんて

どこにもいないっておもってたのに

tにだんだん惹かれてる私がいる

kへの想いはこんな簡単なものだったの??

でもきっと愛されない苦しみや悲しみに

たえられなくなっただけだよね

私にすべての愛情を注いでくれる

tに甘えたくなったんだ

私よわいな・・・

ごめんね   t

あなたの優しさにあまえてもいいですか?













tに電話をするとすぐにでた


ずっと待っててくれたのかな


「もしもし?」


「もしもし あみだよ」


「おぅ!!○○(名字)か。返事決まった?」


「・・・・・うん」


ちょっと小さい声で言ったからtはきっと返事を


察したんだろうな


急に


「俺、絶対あきらめないよ」


「え??」


まだ何もいってないのに・・・


でも答えはtが思ってる通りだけど


「断るつもりだっただろ?」


「・・・・・・うん」


「さすがにそんな暗い声で話されたら俺でもわかるよw」


「・・・ごめん」


「だからそんな暗い声でしゃべんなって!俺さ、お前のいつでも明るいところが好きなところの1つだよ」


「ありがとう」


ちょっとドキッとした


そしてわざと明るい声で答えた


tの声がちょっと低くなった


「どうしてもだめかな?」


そんな風に言わないでよ


私の心が揺れちゃうから


「ごめんね。私好きな人がいるんだ」


「そっか」


ちょっと悲しげな大人っぽい返事だった


「私tは本当にいい人だと思うよ 優しいし部活も頑張ってるしいつも仲間のこと思ってて・・・」


「でもお前の好きなやつは越せないんだな」


「きっと私と付き合ったってtがツライ思いするだけだよ」


「俺はそれでもいい」


「ダメだよ・・・そんなの」


「じゃあさ、試しにでもなんでもいいからとりあえず付き合え!!」


「へっ?」


「お前の好きな人を俺に変えてみせる!!」


「何言ってんの?」


「だ・か・らお前はきっと俺と付き合ったら俺のこと好きになるよ」


「なにその自信・・・」


おもわず苦笑いだよ


「合ったり前じゃん 俺は誰よりお前を好きな自信あるから 誰よりもお前のこと思ってるし」


「ありがとね・・・」


「はっず///」


「私もだよ・・・」


「電話でよかった。俺 今 顔真っ赤だからw」


なんとなく想像できる


「みたかったなtの真っ赤なところw」


「うっせー!とりあえず今から俺たちかれかのだからな!!」


「・・・うん」


「さっそくだけど明日会ってくれない?」


「え?いいけど・・・」


「・・・だから、デートだよ!!」


あぁそっかそうだよね


「分かった」


「じゃあ○○駅に10時な!」


「うん 楽しみにしてるよ」


「まぢ?テンションあがってきた!!」


「ははwじゃあ明日ね!!」


「おう!おやすみzzz」


「おやすみzzz」


時間をみたら11時


30分もはなしたのかぁ~


なんかtとじゃべるのは本当に楽しかった


kとしゃべっていると気を使いすぎて


緊張しすぎてうまくしゃべれないけど


tとは自然にイロイロな話ができる


きっとtと付き合ったら楽しいんだろうな


こんなに私のこと本気で思ってくれる人他にいないよね


きっと彼女のいるkを想ってるより


ずっと幸せになれるんだろうな


私の心はほんの少しだけど動きつつあった