数日前位に、胸の当たりに何か黒々とした重いものがあるような、
うつうつとして気分が落ち込んだり、自己嫌悪に苛まれたりしていました
「うつ?でも思い当たる原因がないなあ」と何か落ち着きませんでした
季節は春
関東北部のこちらも、流石に日が長くなって、春の草花が芽吹き始める頃です
日差しの明るさ暖かさに対して、胸の中の暗~い塊はそぐわない
もしかして気滞の症状?
春の五行の臓器、肝が亢進すると、自律神経が緊張していろいろ不具合を起こします
イライラ 痛み 張り 緊張 鬱々など
血行不良を招いて水の代謝や、五行の相克関係の肺や脾にも影響します
肺は憂・悲の感情に関係します
鬱々とした気分、落ち込みや、苛々としたり緊張したりする感情と関係します
そんな症状で、自分を責めて自己嫌悪になったりすることがあるかも知れませんが、
春の季節の体の変化、臓器からのメッセージと受け止めて、
鷹揚に、「ま、いっか」ということを覚えると楽になったりします
五行の考え方では、それぞれに対応する感情が逆に臓器に影響するとして、感情が過ぎると、同じ五行の臓器を傷めたりすると考えられています
終わりと始まりの節目で、何かと忙しい春の季節
そんなことを頭に入れておくと、体調管理、精神管理に役立つと思います
因みに、私は日常の食材で改善を試みたりしています
気滞には、気を巡らせるために、セロリなど香りのある食材やお茶、香辛料のフェンネル、八角などを私はよく使ったりします
また、興奮した肝の熱を下げる為に、フキノトウなどの山菜でデトックスしたりしています
そういえば、熊が冬眠から覚めて最初に口にするのはフキノトウだと言われています
その時々の季節の植物や食材は、私たちがその時必要なものを提供してくれますが、本当に自然界はうまく回っている、よくできているなあと感心します
自然の一部の我々は、そうした工夫をしながら健康を維持することもできますが、
やはり一番は維摩会春秋館で教えて頂いている、自観法だと私は思います
肉体の表面的なことだけではなく、霊(たましい)レベルからの解放がなされるのは、これ以上のものは経験がありません
これについては、追々お伝えできればと思います