7月15日(月、海の日) 亀山湖に行って来ました。

 

金曜日の出張の帰りが12時を回ってしまい土曜日の釣りは断念。その土曜日は1日体調がおかしく日曜日も休養。やっと体調が戻ったので月曜日に行きました。

 

しかし朝は1時間寝坊。なので出船時間に間に合いません。でも狙っている場所があるわけでもないから問題ありません。

 

松下の社長に近況を聞いてから6時に出船。状況としては笹川しか釣れてないらしい。それを証明するように笹川までにへら師は1人もおらずへらの気配もありません。

笹川に入って小月橋をくぐるともじりが見られます。先着は常連さん4人の様子。遅れて行って間に割り込むのも嫌なので手前で見ていると下流域でももじりはあります。「こんだけもじってれば十分だな。この辺でやろう」と最下流でボートを留めます。

 

松下の社長が「タナは浅いんじゃないか?」と言っていました。大体タナが深い時はみんな釣れます。釣れていないということは深くないということ。もじりもあるし途中から浅いのは打ちづらいのでいきなり1本から打ち出し徐々に下げていくことにします。13尺を出したかったのですが持ってきてませんガーン最短が16尺なので16尺1本から開始。

ちょっと前に出過ぎなんだけど仕方ない。これでウキ1本分(約50cm)ずつ下げていきます。

 

1本のタナは極弱のさわりのみ。90分で何もなし。もじりはウキの横で出ますがえー

 

アタリをもらえないので徐々に下げていきます。ただワタカが凄いと聞いていましたが1回もアタらないので浅いタナ悪くないと思います。

 

2本ちょっとにしたときに1回鋭く落としました。しかし次からアタリません。へらなら続けてアタるはず。違う魚か?弱いさわりは全てのタナにありますがアタリにならないのでへらっぽくない。もしへらだとしたら釣れないへらということ。

 

深くするほどに感じは良くなってきます。こうなると何処で我慢するかになります。調子に乗ると鯉の餌食になります。

 

3本でアタリが出るようになりました。続けてアタリますがアタリが遅い。エサ落ち寸前ばかり。強く落とすのですが何も釣れてきません。エサを軟らかくするとワタカが釣れてきました。「ワタカもこんなに食い渋ってるのか?何なんだ、こりゃ」アタリはへらっぽいのですが全部ワタカのアタリ。後で気が付いたのですがエサ落ち寸前じゃなきゃ強く落とさないのはへらっぽいアタリでもワタカ。へらはエサが大きいうちに強く落とします。亀山湖の釣りの基本ですが忘れてました。

 

3本のタナでワタカのアタリをへらと思って踏ん張っていると12時にアタリが変わります。深くなじんでさわった後すぐに鋭く落とします。「今日初めて深なじみで強くアタった」しかしアタリは毎回は出ません。そしてこのタイミングではエサ落ちまで待ってもアタリは出ません。ここで気が付きました。

「これへらだ。やっと寄ってきた」

明らかに今までと違うウキの動き。しかし偶にしか強くアタらないのに合わせても乗りません。「へらじゃないのか?」の疑念が湧いてきたときに大きいウロコを引っ掻きます。「うわっ、やっぱへらだ。猛烈食い渋ってやがるなー」

ウロコを引っ掻きましたがまだ居ます。しかし食わない。偶にドンと入ってもカラ。そのドンも10投に1回くらいしか出ません。我慢しきれずショボいアタリを合わせるとまたウロコ。「やっちまったか?」と心配しましたがまだ居ます。「もうドンと入るアタリしか合わせないぞ」と心に誓います。

しかしここから1時間1回もドンと入りません。ウキの動きを見ているとへらがエサの周りに居るのがハッキリわかります。「どうしてお前ら食わないんだ?こうなったら根競べだぜ」そう思ったのですがやっぱり我慢できません。

今にも食い付きそうなさわりが出ているのに食いアタリが出ない。強いアタリだけを待って居ても無理かとさわり連動のアタリに的を絞ります。そして1節上がったトップがその1節ムズッと押えました。

「これだ!」と思って合わせるとフッキング。「やったグー」と思った次の瞬間外れます。「ぐわ~、スレだよ。あれでもダメなんだ」終わっちゃったかと思いましたがエサを打つとまだ居ます。「神様、ありがとう。もう同じミスは侵さないと誓いますからもう1回だけチャンスを下さい」とお願いします。

 

さわりは出ていてまだまだイケると思っていた時に左からの突風が吹きつけます。今まで緩い左流れだったのがこの突風で早い右流れになってしまいます。

この突風は20分くらいで止みましたが右流れは残ったまま。そして何も居なくなっちゃいました。

 

この後鯉が1匹来ただけ(鯉はこの1匹だけ。タナも釣りも悪くなかったと思うのですが腕が...)へらは戻って来ませんでした。

4時にはエサ切れと集中力が切れたので早仕舞い。前日転んで打った右腕が痛くてやる気も無くなりました。それにしても2時間はエサの周りにへらが居たのに食わせられないなんて。亀山は難しいなー。

 

 

トンネル下で新たな崩れ。前回崩れたところの左側。コンクリで固めてあったところのはず。こんなところも崩れるんだ。荒天の時の釣りは気を付けないと危ないなと思いました。

 

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とーちんの仕掛けとエサ
ポイント:笹川
水 況 :10cm減水
竿     :16尺
釣り方 :1~3本の宙釣り
道糸  :2.5号
針     :上 16号 下 16号
ハリス :上 1.0号 50cm  下 1.0号 70cm
う き    :至道 野釣りスペシャル11 2mmパイプ
エサ   :マッシュ・600cc マッシュダンゴ・200cc 凄麩・200cc 尺上・20cc 水・700cc 藻べら・200cc

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常連さんはみんな釣ってました。釣れなかったのは俺だけじゃないか?いいところまで行ったんだけど結果がお凸じゃしょうがない。

 

反省点やわかったことは多い。

この日はハリは16号。浅いタナではエサを振り切らなければいけないので硬めにする。最近は何処に行っても少しボソが残ったエサのほうがへらの反応がいい。なのでハリは小さめを使うんですが3本もあれば浅ダナでもない。

どうしても食いアタリが出ないのでエサを軟らかくする。するとハリが小さいので持たない。深なじみしない。なので練って粘りを出す。そうすると今度はなじんでもウキに動きが出ない。

粘りを付けずに軟らかくしてタナまで持たすには大きな重いハリが必要。だから18か20号を使う。大きいハリが必要な意味が理解出来ました。残念なのはやっている時にこの発想が出なかったこと。小さいハリで食い付かないのに大きくしたら余計釣れないだろうと思ってしまいました。硬いエサを食わないときは軟らかくするしかない。そのエサを持たせられる大きなハリを使わなくてはダメということ。学習しました。

 

お凸でしたがもうちょっとのところまで行けたのでそこそこは楽しめました。本当にもうちょっとでした。体調が今一だったのも釣れなかった理由の1つ。頭が冴えていませんでした。体調管理は大事だなと改めて思った1日。暑さに弱くなったな〜。