マクラメ編みのコースター(試作)を作りました。




マクラメ編みとは、糸や紐を手で交差して編む手法のことで、




主にアラビア半島や中南米で使われてきた装飾です。




昔、四条烏丸の京都産業会館(現・京都経済センター)あたりに、




『市田和子 編物学園』という学校があって、




そこで催された「夏休み子供手芸教室」のイベントに




参加した時に教えてもらったのがマクラメ編みでした。




ずいぶん昔、私が11〜12歳の頃、




しかもたった2日間で習得した技術なので、記憶は曖昧です。




大人になってから一度、




思い出したかのようにマフラーを作って、またそれっきりでした。




そんなマクラメ編みを、今また改めてやり始めましたので、




古い記憶を辿りながらですが、紹介していきたいと思います。




使い古しのダンボール(ガムテープをはがした跡が汚くてすみません)に




ピンで糸を1本張ります。




ピンが無ければクリップで挟んでも大丈夫です。





糸を輪っかにして、その中にピンを刺すと留まります。




約80cmの糸を上の写真のように掛けます。




1本掛けるごとに2本の縦糸ができます。




仕上げたいコースターの幅に合わせて糸を掛けていきます。




糸は4の倍数にします。




今回は12本×2で24の縦糸を作りました。




(写真は20本になっています、この後増やしました)




まずは1段目を編みます。




左から2本分は使わず、3本目から4本ずつを交差して編んでいきます。




1段目の編み上がりです。




左右両端を2本ずつ残しています。




いちばん大事な所の写真がなくて、わかりづらいですよね。




説明が難しくて・・・・。




2段目です。




残しておいた端の2本と、1段目で編んだ2本との計4本を編み、




さらに4本ずつ編み進めます。




奇数段は左右2本ずつ残して編み、




偶数段は全部の糸を編み・・・・を繰り返していきます。




編み針は使いません、すべて手で編みます。




長くなりましたので、後半②に続きます。




また後日。




***今回使った糸は、機織り(はたおり)の作品を仕上げた時の余り糸で、普通の綿100%の毛糸です。