「今日ね、変なメールが来た


 『ゆかりです。 おひさしぶり!  友達の友達からアドレス聞いたよ。


  最近ブログ始めたから よかったら見てね』  って、URLが貼ってあった」



  って・・・・



 もちろん 彼も出会い系の迷惑メールだと分かってはいるし、寧子もそう思ってる・・・



ただ・・・だた・・・


 彼が昔 遊んでた女の子。


 過去、一番 気が利いて、可愛かった女の子って言ってた・・・その子の名前は 「ゆかり」・・・



 彼も あの「ゆかり」を思い出してるのかな・・・


 もし、出会い系じゃなく、本物の「ゆかり」だったら・・・




 怖いよ・・・


面倒くさがりなあなたから 返事が無いのはわかってる。


だからメールは送信しない・・・


未送信メールは あなたを想う独り言。

最近はすごくすごく穏やかな毎日。


寧子が帰ると彼が帰ってくる。


一緒に夕飯を食べようとすると彼の友達が来る。


みんなでワイワイ呑む。


そんなささやかな毎日がとても嬉しい。



こそこそメールをしてる気配は無い。(家ではね・・・)



日曜日の仕事には 「寧子もおいで」って 連れて行ってくれる。




そんな数か月を過ごしています。



昨日は 久しぶりに彼が 「今日は出かけるから」と・・・。


不安になったけれど、寧子は笑顔を作った(つもり)


9時ごろ彼を送りだし、一人でオムライス。


寂しくて、寂しくて、でも 贅沢を言っちゃいけないって、一生懸命我慢してた。



そしたら 10時ごろ彼からのメール。



「迎えに来て。 早く帰りたい」 って



慌てて彼を迎えに行くと、彼は少し酔っていた。



「寧子。  寧子。」 って何度も名前を呼んでくれた。





なんとなく、彼に必要とされてきたのかな?