アラサーのリアルラブストーリー -2ページ目

アラサーのリアルラブストーリー

どこにでもある、でも誰とも違う、そこにあるアラサーのリアルなラブストーリーを紹介します。

そして私は彼氏と別れた。

ヒロさんのせいというよりは、二つの恋愛を使い分けられるほど

私は器用でも強かな女でもなかったからだ。

ヒロさんは、私が彼氏と別れた時

、「やっと俺だけのものになった」

と思いっきり嬉しそうに抱きしめてくれた。


でも聞けなかった、

「ヒロさんはいつ私だけのものになるの?」


だって、彼からは奥さんと別れない強い意志みたいなものが感じられたから。

ただ、怖かった。

はぐらかされるのが。

負けるのであれば戦わない方がいい。

私は昔からそうだったの、と自分に言い聞かせていた。


そんな事をしているうちにどんどん私は苦しくなっていった。

一人で。

気づけば30。

友達も後輩もどんどん結婚していく。

ばかみたいだ。

なんで苦しいことをあえて望んでしてるんだろう。

本当にばかみたいだ。 私は幸せになりたいはずだ。

この延長線上に私の幸せは、ない。


ヒロさんと向き合うか、去るか。


そして、、




そこからヒロさんのアプローチはすごかった。

二人になるタイミングになると抱きしめる、キスをする。

会社のエレベーターでも。

必死に拒み続けていたつもりだったのに、

ある日ご飯に誘われたとき、そしてその後ホテルに誘われたとき、

もう私は断れなかった。

早く、そして長い時間、ヒロさんに抱きしめられたくてたまらなかったんだと思う。


浮気のつもりだった。

なぜなら私には勇気がなかった。

彼氏と別れる勇気と、ヒロさんを奥さんから奪い取ってでも幸せになる勇気。

そしてヒロさんが私に対して本気ではないという事実を見つめる勇気。

それでもセックスはすればするほど気持ちよかった。


1か月に一回と決めていたのに、二回、三回、週に一回とどんどん増えていった。

明かりを嫌がる彼とセックスするのは、照明を落とした私の部屋。


そして彼は私のいたるところを噛んだ。

なんで噛むの?と聞くと

「俺の跡を残したいから。」

それを聞いてから私はますます感じるようになっていった。



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同じチームになってから半年、同じ課のメンバー数人で飲んでいたものの、

深夜になるにしたがってだんだんと帰っていき、

ついつい仕事の話で熱くなってしまったヒロさんと私は

二時を過ぎても二人で飲み続けていた。


仕事の話も疲れてきてプライベートの話になった時だった。


「ヒロさんみたいな人が兄貴だったらいいなー、

彼氏ではあぶなっかしいけど、家族なら自慢できる」


「家族扱いされるのってうれしくないんだけど、俺はお前を女として見てるよ」


「なにそれ。はじめて聞きました。そんな風に私は全く感じなかったんですけど。」


「こうすればわかる?」


手を握られて、思いっきり引き寄せられ、唇を重ねられた。

でも私は抵抗しなかった。

その瞬間わかった。タイプではなかったけど、

自分にないものを持っているヒロさんに実は結構前から惹かれていたんじゃないかってこと。


その日にセックスはしなかった。

そして、その日からセックスをするまで一年かかった。

彼氏のほうが好きな気持ちが勝っていたから。

でも私は、そのキスの日から、今日に至るまで ヒロさんの事を思い出さなかった日はない。



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