親父に教わった大工の知恵 | ぱぱはAB型おっさん系。~理系は変人って誰が言ったんだ~

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こどもに主夫認定された、のぶ~ぱぱの頭の中は所詮こんなもの。
よその奥様方のブログを見てると仲間のようで安心します。
変人は認めますが、変態と言われるとカチンと来ます。

ぱぱが小学生の頃、桑田佳祐に似た親父が『簡単な三分割』の方法を教えてくれた。

大工さんは普通にやっているという、3で割り切れない幅の物を、きっちり三分割するための知恵。



これ、常識なのかもしれないけど、ぱぱは学校でも習ったことがないので、親父に教わったのが最初で最後。

だから「大工さんってすごいな」と今でも思ってるんですけど。

みなさんご存知なのかな?




↓この短冊、よりによって26mm幅でありんす。

のぶ~ぱぱのあたまのなか。-120419_152113.JPG

これを3枚の細長い帯にしたいとき…

電卓をはじけば、答えは 8.66666mm

スーパーコンピュータでも正確な答えは出ないし、定規でも測れない。




大工さんはそもそも電卓なんて持ち歩かない。

持ってるのはトンカチとノコギリと定規と鉛筆くらい。

のぶ~ぱぱのあたまのなか。-120419_151812.JPG

0を基点に定規を斜めにあてます。

30mmのところがちょうどよさそう。


はぃ。

もうわかりましたね?


30mmだったら頭を使わなくても3で割れます。


10mmのところにちょん、

20mmのところにちょん、と…

のぶ~ぱぱのあたまのなか。-120419_152001.JPG



3で割れる長さになるように定規を当てて、

1/3ずつ点をうつと、計算しなくても3分割のできあがり♪

いかにも現場の知恵。


あとは好きに切るがいいさっ



ノギスのバーニヤを作った人も賢いが、これも賢いなとたいそう感動したのです。

教えてくれた親父に感謝。