マイナンバーが思いのほか活用されているようだ

ということを記事にしましたが

 

過去の税金延滞について

今の勤め先に連絡がくる というようなことも

起こっています。

 

Aさんは

数年前に宮崎県に住んでいて 

その際に 住民税を滞納していたとします。

兵庫に引越しそこからまた京都に引越し

などしていると

宮崎県は住民税の請求をするために

Aさんの所在をずっと追っていかなくては

なりません。

住民票をずっと移していかなっかたとしたら

宮崎県は Aさんの所在がわからなくて

住民税の督促ができず、差し押さえもできなかったんだと

思います。

(住民票を移していても ずっと追っていくのは

時間もかかり困難だったかと思います)

よって、Aさんは逃げ得?ができた。

 

しかし、マイナンバーの導入で

「現在 どこから収入をもらっているか」が

すぐにわかるようになったんだと思います。

 

給与を支払っている会社は

合計表を申告する際 税務署に

「誰にいくらの給与を支払ったか」を報告します。

それは 各市町村に流れます。

マイナンバーが記載されていなくても

(各従業員が提出しなくとも)

各市町村は 勝手にマイナンバーと紐付けさせて

いますから

滞納者のリストと機械で突合させれば

今どこで給与をいくらもらっているか、

今の居住地はどこか

がすぐにわかり

その給与支払先に連絡をすればいいということです。

 

よって、ずっと逃れていた過去の住民税滞納について

今の勤務先に連絡がいき

給与差し押さえというようなことも考えられます。

 

差し押さえまではいかなくとも

勤務先にそのような連絡が行くことは

いいことではありませんよね。

(社長や上司の印象は絶対に悪くなります)

 

 

過去において税金滞納をされている方は

勤務先に連絡が行く前に

税金滞納をしている市町村に連絡をいれて

分割払いなどの依頼をされたほうが

いいと思います。