最近は、会計ソフトの普及やクラウド会計の発達で

個人事業主の方もご自身で決算⇒申告をされるケースも多いです。

 

確かに申告書は ソフトが勝手に計算して

出来上がるのですが

残高があっていなかったり

プロ(税務署も含みます)から見ると

「ん?」って まるで脱税しているかのように誤解を与えるような

決算書も多いです。

 

会計ソフトが考えてチェックして

決算書や申告書をつくってくれるわけではありませんので

入力されたそのままが数字の表になってでてくるだけなのです。

ただただ入力しただけでは

質の高い決算書はできあがりません。

 

 

また

最近は 色々と小手先改正が多く

なんだか複雑になっています。

たとえば

寄附金控除も所得控除や税額控除の選択があり

 

配当金も申告したほうがいいのか しないほうがいいのか

また申告する場合は課税方法でも有利不利がでてきます。

 

個人の所得税は住民税、その先の国民健康保険料の額に

影響を及ぼしたりしますから

寄附金や配当金の申告をされる場合は

一番有利な申告をするのは 一般の方は難しいと思います。

 

配当金はそもそも分離課税といって

税金を天引きされておしまい というものなのですが

その天引きされた税金を取り返す?申告の場合は

「そうは簡単にはいかないよ」ってことなのでしょうか(苦笑)

 

何かを得るためには ある意味代替が必要ですからねぇ。

 

 

 

お客様の

寄附金や配当金の申告シュミレーションをやりながら

「これは一般の人は無理だよね・・」と思った次第です。