フリースタイルモトクロス
HAPPY *FMX* 2010
動画→Renner Freeride 新年は気持ちイイ動画でスタート☆ちょっと古い動画
もう一つのRED BULL NEW YEAR'S EVEボストン
*世界初*スノーモービルで
KODフリップ着地成功!
動画:必見!→Heath Frisby backflip Boston,MA
31日東海岸のボストンでもRED BULLニューイヤーズイブのイベントがあり、その中のスノーモービルフリースタイルでなんとKDO(キス・オブ・デス)フリップ!!着地成功。ライダーはこれから開催されるウインターX GAMESスノーモービル出場予定のHeath Frisby。
4輪やスノーモービルのフリースタイルは見た目に安定感があるせいか、ちょっとそそらなかったジャンル(ゴメンナサイ!!)でもこんなことしちゃうんですね!今年は楽しくなりそ~☆
RED BULL NO LIMITS
トラビス・パストラーナ
*祝*世界新269フィートクリックで拡大
日本時間1月1日午後、トラビス・パストラーナは着地点が海の上に揺れるボートの上というシチュエーションで、ラリーカーのロングジャンプを成功させた。パストラーナが飛んだのはなんと269フィート(81.7m)。これまでの世界記録(ランプtoランプ)171フィート(52.1m)を軽々やぶっちゃって。
photo christ tedesco
手前が着地用はしけボート。海に浮いている状態。当初テイクオフランプからはしけまでの距離は世界記録の171フィートの予定。それを200フィート離して飛ぶ事に
photo Garth Milan綺麗な軌道。まさか車がこんな事するとは
1回転して海へ飛び込む 連続写真
ト
スムーズなジャンプと着地。世界新をいきなり30m近く更新。いつも期待値を大きく上回るパストラーナ。着地のスリップがまたすごいです!!(海水で濡れていたため) 一瞬ヒヤッとしたら本番ではバリケード設置したんですね!はしけの最後の方まで飛んでくるなんてもう想定外。
■世界新81m動画でもう一度
■直前の雰囲気とジャンプ全体像
→の先にラリーカー
最初に出てくるのはナイトロサーカスのジョリーン・ヴァン・ビュート。次は説明がいらない有名な方ですね。パストラーナMamaです。
■リプレイ どれか一つだけならこれをオススメ!
8分間リプレイ→Travis Pastrana Red Bull: no limits NYE2009
動画たくさん出ていますがおそらくこの動画が一番様子がわかります。アメリカ在住の方はESPN360でフルリプレイが見れます。
■見どころ
photo Garth Milan Red Bull Photofiles
高画質ハイライト →TRAVIS PASTRANA NO LIMITS (HD)
ところでラリーカーロングジャンプの前世界記録つくったのはケン・ブロック(写真右)
photo: carolywill@flickr
ケン・ブロックはパストラーナの友人であり、チームメイトであり(同スバルラリーチーム)、ライバルでもあり、パストラーナの主要スポンサー企業DCシューズの社長。この人の話題あとで出てきます。
■パストラーナ X GAMES1999
もう1つのBAYジャンプSTORY
1999年 X GAMES5 コースの土手を飛び越え海へ飛び込むパストラーナ
大晦日/新年のくぎりに行われるRED BULLノーリミッツでパストラーナが海へ飛び込んだあとレポーターが口にしていたパストラーナのベイジャンプ。あのハプニングはちょうど10年前の1999年だったんですね!
X GAMESのフリースタイル中に、人々の意表をついてコース外れてサンフランシスコ湾へバイクとともに飛び込び込むという有名なエピソード。あのハッピーなパフォーマンスはこんな具合でした。
1999年X GAMESにはじめてFMXが登場した年で15歳のトラビス・パストラーナも招待選手のひとり。
フリースタイルのファイナルは2回走って高得点の方で競う方式で、パストラーナはファーストランで99.9点というX GAME史上今だ破られていない最高得点を獲得。優勝が確定したパストラーナは、セカンドランでは一度ジャンプしたあと会場の土手を使ってターンすると見せかけて土手を飛び越えサンフランシスコ湾へ飛び込んだ!
この様子は全国ネットで放映されアメリカ中に流れ観客も視聴者も熱狂。パストラーナはX GAMES初代フリースタイルのゴールドメダリストとしてFMXライダーの本格的なキャリアを踏んだのでした。
と、一見華々しいFMXスター誕生ストーリーに見えるこの話には、15歳のライダーのリザルトを闇に葬る筋書きも存在したのでした★
photo: Pastrana familly collection ベッドから出られるようになるとすぐに最速の車椅子を探してきてダートバイクに乗っている友達といっしょに超速で何マイルも走り回りランプを飛んだ
当時FMXはまだ歴史が浅くパストラーナはFMXライダーよりレーサーとして知られていた少年スター選手。FMXは社会的認知も低く、特にレース関係のスポンサー企業にはあまり快く思われていなかったということです。
X GAMES出場招待に本人は狂喜したものの、前日に需要なレースがあり、X GAMESに出るだけでもスポンサーを失うリスクがあり、さらにプロレーサーとして契約の交渉段階にあり波風をたてたくない状況。
おまけに奇跡的に命をとりとめた大クラッシュ(脊椎の神経がはがれるという世界に3例しかない症例で唯一完全回復した) から1年も経ってないときで3ヶ月前にバイクに戻ったばかり。
レーサーとしての将来を失うリスクに、ママとスポンサーの猛反対を受けながらパストラーナ父なんとか説得してX GAMES出場までこぎつけるものの、着くまでがまた大変。
レース出場後、一晩中走り続けて翌日サンフランシスコのX GAMES会場に着く計画が、走っている最中に車こわれました。(試合出場の時は車にバイクを載せて一家でアメリカ中を往復した)
日本と違って走っている車が一台も見えないような道が延々続くアメリカ大陸。父一睡もせず修理を繰り返して、大遅刻ながらもX GAMES会場へたどり着いたときには、すでにライダーズミーティングは終了しており、パストラーナは練習にも間に合わないという実にまずいシチュエーション。
ESPNが大々的にプレスに紹介する予定でいた15歳の目玉選手の大遅刻にムカついていたのは言うまでもありません。
その年のX GAMEのフリースタイルのコースはサンフランシスコ湾に沿った埠頭につくられており、ちょっとコースの土手を飛びすぎれば湾の中に飛び込めそうなつくり。遊び心満載のFMX選手達はその話でもちきりに。
「ライダーズエリアではみんなが”土手から海へ飛び込めるね”とか、”いや通すぎるよ” ”遠くはないけど浅すぎる”、”いや、浅くはないけどバイクだめになるよ”としきりに話題になっていた。
でもだれも本気でやろうとはしていなかった。飛び込んでもボーナス得点もらえるわけではないし、ぼく達のバイクは実際安いものではなかったから」
「ESPNは気配を感じて試合前に全員を集めて釘をさしたんだ。
”もし、たまたま、誰かが水に落ちたとしてもESPNは快く思わないだろう”
それは脅かしというより、ぼくにはやりがいを感じさせる言葉の響きだった」
パストラーナは自分の優勝が確定したらセカンドランはバックフリップで海に飛び込む計画をたて、湾に浮いていたFOXのボートの人たちに計画を打ち明けて協力を仰ぐと、FOX側はOKしてライフベストも借りて渡してくれた。FOXのオーナーのピーター・フォックスです。
この計画はFOX側とパストラーナ父には打ち明けて他の誰も知らせず、パストラーナ母さえ秘密にしておかれた。大事故から1年も経っていないし、それに初のFMX大舞台ですでにパストラーナママ爪を噛み始めていたので!
もう一名知っていた人が。カメラマンです。こそこそジャージの下にライフベストを着けているとESPNのカメラマンの1人に見つかって白状することに。その後ESPNのカメラ1台がなぜかパストラーナにべったりはりついていたのはそういうことだそうです。
FOXチームの協力をゲットしたパストラーナは、父親も独自のバックアッププランを用意していることを知ります。
”もし空中でうまくいかなくなったら、すぐにバイクから離れるんだ。お父さんがキャッチするから”
”エエ?”
”おまえの下に立っているから。お父さんの上に着地するんだ”
”わ・・わかったDad”
「冗談じゃなくて本当に空から降ってくる僕を受け止めるつもりだったんだ。
この時の写真はどれ見ても、空へ顔を向けて手をひろげて僕を受け止めようとしている父の姿が写っているんだよ。」
そしてパストラーナはセカンドランでまんまと人々の意表をついて土手を飛び越えサンフランシスコ湾へバイクもろともジャンプ!バイクの下敷きなることもなく脳震盪を起すこともなく計画大成功!
ただしバックフリップの部分はどうだったかというと、火のついたバイクを放り出すように大急ぎで体を離してしまったのでバックフリップにはならなかった。バイクのバックフリップが公衆の前で初めて試みられるのはそれから3年後です。
このジャンプは観客にも視聴者にも熱狂的に受けてみんながハッピー☆でもハッピーじゃなかった人達も。パストラーナが海岸に着くとESPNの重役が恐ろしい顔で待ち受けていた。
30分後、パストラーナが呼び出されたミーティングルームへ着くと、父親がすでに呼ばれていて、ESPNの重役達が渋面で集まっていた。15歳のパストラーナはESPNから、優勝の取り消しと、優勝賞金の取り消し、バイク引き上げの費用を請求されたうえ、警察に逮捕されるだろうと告げられる。
ここで父の言うことがいいのですが長くなるので省略して、結果はFOX側がほかの重役達を説得することに成功して、パストラーナは無事X GAMES第一回FMXフリースタイルの優勝者としてゴールドメダル獲得しました☆
ただし賞金の1万ドルは、バイクの引き上げ費用とオイルで汚染された海の清浄費用に没収。さらにこのジャンプはESPNの記録から抹消され、現在にいたるまでこのハプニングはESPNではなかったことになっています。
一家は家業の会社を経営していたとはいえ、パストラーナのキャリアのための出費は膨大で家を2度も抵当に入れていた。帰宅する車も壊れてしまった一家には賞金没収は大打撃。
ESPNを激怒させたハプニングはすでに全国のテレビに流れており、人々は大いに気に入り、スポンサー企業にとって良い宣伝効果、とFOXは没収された優勝賞金と同額の1万ドルをパストラーナにボーナスとして渡したのでした☆ それが10年前のベイジャンプストーリーでした。
あー長かった☆ 読んでおなかいっぱいになってしまったと思うので下でおなかほぐしてくださいね。
■ケン・ブロックの変なスバル
世界最速おにぎり型キャタピラースバル
以前パストラーナといっしょにつくった変なバイク紹介しましたが変なラリーカーもつくっているのです。
シャーーーとひとりスノーラリーするケン・ブロック。ボーダーが上を飛ぶ中さわやかに走りぬけ、最後に家へ戻ってくるスバル。なんだかカワイー。
スノーボーダーを奥地までお届けする用の車なんだそうです。
パストラーナといっしょにつくったDCシューバイクで世界に笑いをふりまいていたので お笑いマシーン第2弾かと思ったら、これは実用化しようとしているみたいで、秋にはどこかのゲレンデ走っているかもしれません。世界最速で。
パストラーナのノーリミッツは危険と承知しつつも、なんか危機感なく安心した気分で見ちゃいました☆
これはパストラーナの周囲も同じだったようで、「以前ならこんなことを計画しているんだと話すと”危ないからやめたほうがいい”と必ず言われていたのに、最近では ”うん、君なら大丈夫” といわれるようになった」とか。
何はともあれハッピーなイベントでお正月気分にぴったりでした☆
今年はみなさまにとってすばらしい1年になりますように。
誰も怪我しませんように。
東京のFMXショーになるときまって雨降りませんように。
X GAMESちゃんと開催されますように。
アダム・ジョーンズ機嫌直してRED BULL参戦しますように!!!




























































