私はよく人に声を掛けていただく方だと思うのですが、
その性質?が息子にも遺伝したようで、
電車通学の息子は、
「今週はよく声を掛けられる一週間だなぁー」
などと言っていたりします。
先日も、
「今日はスマホが瀕死の人に、モバ充貸してもらえませんかって言われてさ、
いいですよーって貸してあげて、話しながら一緒に帰ってきたんだよ」
と言います。
やさしいな、モバ充の神様!
家族以外にも貸してくれるんだ✨
でもさ、そういうのって大丈夫なの…?
とちょっと聞くと、
「うん、それ、僕も思ったんだよ。
だから、世間話しながら、素知らぬ顔ですごい調べたよね」
何それ、ちょっとデスノートっぽい!!
(ポテチのシーン)
「サヨナラはどこでしたの??」
と聞くと、
「いや、降りる駅が一緒だっていうから、うちの場所を言うわけにはいかないし、その方が自転車とめてるっていう方向を言って、その自転車のそばで別れて、あっちから回ってすごい遠回りして帰ってきたんだよ」
と言います。
なんかすごいな…!
いや、すごいんだけど、でも、なんか、なんでこんな風に育っちゃったのかな…?って気持ちも若干…
あと、こんなにしっかりしてるのに、なんでいつもお勉強は崖っぷちを歩いてるんだろうね…?
さて、私もよくお声を掛けていただくのですが、
一番多いのは道を聞かれるケースです。
でも、私は、こどもたちが小さい頃からこどもたちにお世話になっているくらいの方向音痴なので、
毎回わかることを必死に説明しながら、汗ダラダラになっています。
海外でもそこそこ聞かれるのですが、それこそ役立たずの極みです。
できる限りのことはしますが、
最悪、インフォメーションの場所を共有しています😅
うれしいことに、時々、持っているものを褒めていただけることもあります。
先日、カフェで近くのテーブルの女性のお二人連れの方が、こちらを何度も振り返られていたので、
まず焦って自分の身なりを確認しました。
(こういうことがあるので…💧)
身なりは大丈夫そう…?となると、
次に確認するのはバッグです。
というのも、声を掛けていただく理由の2番目に多いのは、
「あ、バッグ開いてますよ!」
面倒くさがり屋なので、バッグを開けたまま使っているのことが多いのですが、そうすると心配してくださるお優しい方々がたくさんいらっしゃるんだな、ということにあたたかい気持ちになります。
若い頃は、
「ん?あ、開いてたらダメですかね…?」
と思いつつの、
「あ、ありがとうございます💦」
だったのですが、
何度も声を掛けていただく中で私も学習いたしまして、
まるで今、口が開いていたことに気が付いたかのようなリアクションと共にお礼をお伝えし、その場で口を閉めるという一連の流れを滞りなくできるようになりました。
私の貧弱な演技力でどこまで表現できているかは甚だ疑問ではありますが、心は女優です
でも、その時は、鞄は荷物入れに入っていて、あちらの女性方からは見えない…。
私の後ろは壁だけど、特に何も変わった様子もないし…。
じゃあ何を見ていらっしゃるんだろう…?
あまりに何度も振り返られるので、さすがに不安になって、
「あの、何か…?」
とこちらからお声を掛けさせていただきました。
すると、ものすごく慌てたご様子で、
「あっ、違うんです!かわいいなと思って!💦」
そんなありがたいことを言っていただけると思っていなかったので、私もびっくりして慌ててしまって、ものすごくお礼をお伝えして、10年分くらいペコペコしました💦
その日は大好きなSM2の中でも特にお気に入りのお洋服を着て、髪も後ろで一つに、編み込みから三つ編みにしてがんばっていた日で、
いくらナチュラル好きとは言え、やり過ぎたかな…?と若干不安を抱えていたので、そういう風に言っていただけて本当にありがたかったです。
でも、よく考えたら、この時は私からお声を掛けてしまっていますね😅
すいません、すごくうれしかったので、ちょっとズレたことを書いてしまいました。
本当に、私もそうやって言える人になりたいです。
みなさんはもう、そういうのを、いいね!ボタンとかでやっていらっしゃるのですかね。
素敵です。。。
未だに一切のSNSと関われずに生きていて、
今も「SNSっていうのは具体的には何を指しますか…?」と思いながら書いているので、
もしかしたら私も自覚がないだけで、知らないうちにSNSというものをやっていたりしないだろうか、と淡い期待を抱いているのは、秘密です。
アナログな私が持ち物を褒めていただくのは、お買い物中に他のお客さんから声を掛けていただくことが多いです。
もしかしてこの方々はショップに雇われているサクラというものなのかな…?と思ったりもするのですが、
そういうお仕事があ流のなら、ちょっとやってみたい気がします。
「それ素敵ですね!」って言うお仕事って、いいですよね
褒めていただくと、
「ありがとうございます!これ、今シーズンのここのものなので、多分今あると思う…あ、これです!」
「あら、ほんとだわ〜!じゃあこれ買うわ!」
ということもあって、
私の方がお店の回し者みたいになってしまったこともありました。
私は人を待たせるのが苦手なのでお買い物は基本的に単独行動派なのですが、
そうやってキャッキャ言いながらお買い物するのもたのしいですよね。
さて、先日、
ちょっと寒い日に、比較的ちゃんとした格好で出掛けなければいけないことがあったのですが、
ジャケット
UNITED ARROWS green label relaxing
ワンピース 23区
バッグ HERMES
靴 ORIENTAL TRAFFIC
例によって例のごとく、
バッグの口を開けっぱなしに使っていた私。
こんな感じです↓
すると、
「あら、鞄、開いてるわよ!」
おばさまがお声をかけて下さいました。
いつものように、お礼をお伝えして、閉めようとしますが、
エルメスのケリー、
超絶閉めにくい…!!!
年に一度どころか、数年に一度くらいしか持たないので、持ち慣れておらず、
持ったまま閉めるとか、どうやってやるのか見当もつきません。
モタモタしていると、声を掛けて下さった方が手伝って下さいました。
そう言えば、10年くらい前にも、ミニバッグに物を適当に詰めたら閉まらなくなって、
「開いてるわよ」とお声を掛けて下さったおばさまが詰めて閉めてくださったな…と思い出して、
バッグ開けてるのって、なんかいいものだな…と、とてもしあわせな気持ちになりました
人のあたたかさに甘えて、いつまで経ってもめんどくさがりが直りません。